このロジクールのマウス、以前も修理して、それを記事にしたのか定かではないが、今回はしっかりと修理。
というのも、ドラッグで範囲選択すると突然解除されて、途中から再選択されてしまうという事象が頓に発生。
以前も似たような不具合だった気がするのだが、その際は接点復活剤をリミットスイッチに吹き込んで対処した。
実際、半年か一年か、まぁまぁもった方だろう。
これ、買ってからメインでかなり長く使い込んできたので、例えオムロンとは言えリミットスイッチの機能維持にも限りがあるというもの。
新調するのも良い機会。
できればまたロジクールで、と思って調べてみたが、これの後継機種がない。
この、力を抜いていても手指にひっかかる形状がとても塩梅が良かったのだが。
ゲームするわけで無し、高級機種には興味が無いし。
となれば仕方ない、いつものように修理対応、である。
まずはリミットに当たる箇所(裏側)を覗いてみると、テカテカと当たりが付いている上にそもそもが凹む形状に作ってある。
スイッチをあまり押し込まないようにする配慮だろうか?
これは必要ないだろうと、平らになるまでやすり掛け。
こんなでも効果あるように思うが、やはり根本対処。
リミットスイッチの交換である。
D2FC-F-7N(10M)
末尾は動作回数の違いらしく、デジキー、マルツパーツには取扱がある。(現時点)
しかしこれだけを頼むのも気が引けるし、もちろんオムロンではない互換品にも興味ないし、だからといって不具合のあるままだと大変困る。
ストレス発生装置となってしまう。
メインの左右ボタンはありがたいことにオムロンの同型式。
ここは左右を入れ替えることにしよう。
右クリックは左よりはるかに少ないはず。
さくっとハンダ盛って吸い取り線で吸って、取外し。
続けて入れ替えてハンダで取付。
結果、大変良好である。
上記サイトでドラッグを試す。
従前は押したままなのに、再クリックしたようになって、チャタリング判定があった。
今は数分試しても判定無し。
これでまだしばらくはメインを張ってもらうつもりである。
そういえば、大昔はボールが埃を巻き取って、内側のローラーに絡んで掃除、を繰り返すことが面倒で仕方なかったし、買い換えることも割とあったが、今は大変ロングライフな構造になったものである。