ハードウェアの終了か?

Q1900-ITX

長年フル稼働してきたPCが年明け早々突如として逝った。
現象で言うと、時間(不定)の経過と共に突然の再起動。
再起動と言ってもOSに依拠したものではなく断線のような物理的なものに近く、そんなわけでもちろん想定したことではないし、唐突にそうなったのである。
例えば、通常起動中にコントロールパネルから各種設定を変えても、変更前のままで変わらず。

上記のことから、当初はシステムディスクに使ってきたSSDが逝ったものと推測していた
というのも使っていたのがsilicon power t10 64GBであり、かれこれ8年くらい前のもの。
起動時間も最近のHDDの方が早いほど、使うメリットは全くなかったのだがデータサーバとしては低電力なシステムディスクとして充分だったわけだ。

ところが、OSからの修復が全く出来ず、DVDやUSBメモリからのwindowsPEを認識せず、果ては代替のSSDへのクローン(DVD起動のEaseus)も未達でできず。
つまり、windowsのあらゆる起動オプションをはねつけてくるわけだ。

それどころか、とうとう元来のwindowsの起動すらできなくなってしまった。

原因切り分けに、最小構成を模索するのだが、メモリ2枚差しを1枚で、スロットも交換で、想定できる構成で起動できるか確かめたが、全て起動せず。
ACアダプタの省エネ電源かもと思い、通常のATXをつけるが結果は同じ。
もともと搭載していたハードは他にはなく、これ以外に試せるものは尽きた。

ならいっそ、ここでSSDを新品に入れ替えることも考えたが、このOSはwindows7 family packからのアップグレードなので構成が大きく変わると認証が通らない可能性が…。
そこまでして復活させる必要も無いなぁ。

そんなわけで、WHS2011の代替で使ってきたMacrium Reflect専用のデータサーバは別の常時稼働PCに任せることにした。

何にせよ、このマザーもSSDも再利用するのがかなり危うい状況となった。
外付け、内蔵の両DVDドライブ、並びにUSBメモリからのインストールができないのだからハードウェアの検証がそもそも出来ない。
出来ない時点でハードウェアの不調と言えなくもないが。
年始早々、残念な出だしに泣きそうである。


1/23追記

疑わしいSSDからの起動はもちろん、DVDやUSBメモリからのwindowsインストールのハング、ubuntuもハング。
てっきりマザーが逝ったものと判断したものの、また使えるatomオンボードマザーが発掘されたので、これで各種試してみた結果、どうやらSSDを接続した状態だとI/Oが途中でストップするようだ。
それでもインストールディスクから運良く起動出来たときにコマンドプロンプトでチェックしてみたら、sfcは通らず、chkdsk /fは途中でエラー。

HDDは別に載せ替えたので良し(ホントは分散させておきたいのだが…)として、OSがもったいないので、当該マザーに別のSSDを付けてwindowsをインストールした。
また認証が通らないのだろうなぁと心配したが、マザーが生きていたおかげか、デジタル認証は通っていて助かった。

以上の結果から、旧SSDが原因であったのだと確定。

Macrium Reflectのバックアップ先のこのPC、これ自体をバックアップすることも考えておかなければならなかったと痛感。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA