人感センサーはLED化される前から使ってきて、もう20台くらいは設置(交換含む)してきた。
昔はハロゲンだったか、2~3年で球切れを起こし電球(というか管)を交換することが多く、センサーの劣化はあまり感じなかった。
センサーが優秀だったのかも知れない。
最近は完全LED化されて長持ちすると思いきや、3~4年でセンサー不良というのが打率3割で起こる体感。
LED自体は持つのだけどねぇ。
特に打率が上がる(表現が逆な気がするが…)のが、室内向けの電球タイプ人感センサー。
これはまず間違いなく長生きしない。
最初期(エコチケット?だか配布の頃)のシャープや東芝でもセンサーがないにもかかわらず不良(ちらつき、不点灯など)を起こしていたLED電球のような打率である。
概ね数年で不良になるということ。
と前置きが長いが、つまりは分解である。
100Vの常時稼働なので修理してまで使うリスクは負いたくない。
興味本位の分解である。


【100均ガジェット分解】(36)ダイソーの「人感・明暗センサー付LED電球」
確かホームセンターで買った気がする。(うろ覚え)
中身はどうやらアイリスオーヤマ製のようである。
代わりに購入したのがたまたま見かけたダイソーで、これも上記によるとオーヤマ製らしい。
分解したのは40wと60wの2種で、電源部は同じ基板。
LED部は球数が違うため基板が異なる。
新旧を比べても配線が若干異なる様子。
再利用しないから一台は電源部の抵抗を引きちぎったが、もう一台はバーナーで5秒くらいあぶればハンダが溶ける。
板金用のコテじゃないと熱量が足らないだろう。
基板裏は基板用シリコンか、金属への熱伝導性を高めているものの、金属から筐体へは接合はない。
おそらく故障はセンサー部だろうから、LED部はどれも似たような設計なのかも知れない。
分解してただゴミ箱行きのLED、それにしても安くなったものだ。
生産終了の件もあり、今ある蛍光灯の残党もいずれ全てLED電灯に置き換えないといけないのだなと思うとちょっと面倒に思ってしまう。