whs2011後継のmacrium reflectが活躍中である。
自動バックアップシステムが活躍しているという状況は全く褒められた状況ではないことは承知している。
ことの始まり。
バックアップデータを保存してる共有サーバーは消費電力低減のため、ACアダプタを使ったタイプで運用してきた。
過去の電源比較検証からすると、80+の高級な電源でも、当該サーバ程度の少ない消費電力量だと新規導入するには費用対効果が極めて悪い。
ワットモニターが壊れて久しくここの具体的数値は検証できていないのだが、多分アイドル30w程度かと推測。
そんなわけで長らく小型PCに使い続けてきた、そもそも効率の良いACアダプタタイプを長いことサーバに使ってきたわけである。
PCのピークパワーはたいしたことないからである。
いや、そう思い込んでいた、のである。
よくよく考えればHDDを1台、また1台と長い時間で徐々に増設してきたのだから、電力量は増えこそすれ減りはしないのである。
そして何より一番の勘違いは、この電源、120Wを型番に入れるくらいに公称しておきながら、なんとよく見るとACアダプタは12V5Aなのだ。
なんだそれ。
動画をエンコしてたら突然止まり、電源オンでも即落ちる。
アダプタを触ったらあっちあちである。
その結果電源はまた古いATXを付けたのだが、PCのソフトがどうにも挙動がおかしい。
何かのファイルが壊れたようである。
こんな時にバックアップがあると助かるのである。
WHSから数えて何度助けられたことか。
2~30くらいは助けてもらった、はずだ。
今回もreflectにお願いをするのである。
日本語対応前のバージョン7をこれには使っている。
一旦USB起動ディスクを作り、さらにOSから起動できるリストアも試す。
万が一のための2段構えである。
しかし、結果からすればその配慮は無駄だった。
何しろうんともすんともいわないのである。
USBからの起動でも同じ。
ありがたいことにwindowsは起動できた(ブートOSが選択できた)ので、原因を探る。
まぁまずはOS(たぶんPEか)を疑った。
リストア起動ディスクを作成するときに選択できるのだが、ここがデフォルトでwindows REとしらない名前。
やることは順番で試すしかない。
PEを選択、そして起動ディスク作成。
今度はUSBだけで試してみた。
すると今度はちゃんと起動する。
そして無事100GB程度を5分くらいでリストア完了。
動作チェックで、正常にソフトが稼働していることを確認した。
なぜ動かなかったのか、原因は不明。
他のPCのように8にバージョンアップした方が良いのかも知れないが、面白そうなので、しばらくこのままで行ってみよう。