伸びるホースの修理

通販で購入後に「これ、あんまりもたないよ」と教えてもらって、どうせなら買う前に聞いて置きたい情報だったと、漏れ出したホースを前にその言葉を思い出す。

しかしまぁ、3~4年くらいはもったと思うので、耐久性はそう悪くないと思う。
何しろ2~3000円くらいだったように記憶している。

耐久性に富む、というか普通のホースならその倍以上は余裕でいける経験則がある一方、やっぱ収納が凄く便利というのが最大にして最強のメリットなのである。

わりと気に入っていたので、新しいのを買っておくかと。

ところが、毎度何かトラブルも一緒にやってくるのが私の常である。
再び通販で購入し、新しいホースが到着したので早速使ってみたら、前回より数メートル短い…。
何で?

圧倒的に使いやすいホースが、圧倒的に短くて使いづらいホースに。
調べてみたら、伸びる倍率が1.5倍、2倍とあるらしい。
なんじゃそりゃ。

どうしたものか。

…。

そうだ。古いホースを修理して、延長してしまおう、というのが今回の事の始まり。

まずは、ホース同士のカップリング。
これをなんとかしないと始まらない。どうしたものか。
観察していると、蛇口に付けるアダプタの先端形状が新旧共に同じようで、現在付いているアダプタに付けることが出来、しかも同じ形状の連結用アダプタがうまいこと百均に2個入り100円で売っていた。
接続し、旧ホースの漏れ部分を折って漏水試験。
テスト時間はごく短かったが、漏れなかったのでここは良し。

では、いよいよホース本体の修理。

しかしまずはホースの構造を検証。
漏れていたのはほぼ真ん中辺りで、外皮の布とホース導水部を一刀両断。

外皮よりも中のホースが縮もうとするので、より根元側を縮まないように挟んでおく。

試しに圧縮空気で膨らませてみたら、案外といびつに膨らむ。
ホースの表皮は荒く練ったゴムのようで、ホースの中の水を遮水するゴムが追従できない、のかもしれない。

ということから、外皮をより短くカットして、伸び率を低くしてやることにした。
実は、一度半分にカットしたそのままの長さで修理完了したのだが、別の場所から漏水し始めたのだ。
なので、伸び率の調整は重要、かもしれない。

なお、外皮とゴムを一緒にアタッチメントに固定するのはホースバンドでいけると思うが、在庫で持っていなかったのでステン針金ぐるぐる対処である。

現在まで数ヶ月様子を見ているが、旧ホースを延長用として、問題なく活用できている。

おしまい

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