新しい車、いや古い車でも遭ったことはない症状。
オーディオやナビなど、デッキから出る音がブツブツと途切れるのである。
かれこれ10台以上は所有してきたが、実は軽自動車はこれまで1台しか所有したことがない。
その軽自動車でも音が途切れることはなかった。
なお、全てにおいて純正デッキを使い続けることはなく、ナビなり、オーディオなり、必ず変えてきた。
それにもかかわらず、音の異常は無かった。
にもかかわらず、今回の軽自動車では路面の突き上げ程度の衝撃で音が出たり出なかったり。
カーブを曲がるだけでそのように変化することもあった。(決して急カーブではない)
デッキの変更には当然ながら、サードパーティのいわゆる社外品カプラーを中継として利用することになる。
実は今回に至る前に一度、確認のためにそのカプラー部をはめ直したことがある。
それでもしばらくするとこのような症状が継続するわけ。
当該車輌で利用したカプラーは、自動後退のような自動車部品量販店で扱われるようなものでなく、密林で扱われる激安カプラーを使った。
推測だが、これまでとの大きな違いはその点しかない、のである。
つまり、品質がよろしくない、との推定である。
不良品とまでは言えない、接触の緩いギボシ端子が原因だろう、と。
そこでカプラーのギボシをちょいと加工する。
本来的には車輌側のメス端子をよりキツくする、となるのだが、そちらは問題ないだろうと仮定。
と同時に、バッテリー端子を外しての作業ではないため活線でもあり、こちらは触らず。
汎用ギボシに変換するアダプターカプラーの雄をいじる。
平形端子をラジペンで若干ねじるのである。
一からノにするイメージ。(文字の形から起草される角度を参照)
全ての端子を同じ方向に同じ程度にねじる。
角度はごく僅かだ。
そしたらカプラーを嵌めるが、たいした抵抗もなくすんなり入る。
以降音切れ、接続断はなくなった。
フロント左右のスピーカーが時に切れ時につながりを繰り返して最悪は音がなくなることもしばしでイライラしていたが、とうとうこれで不満とバイバイである。
端子の厚みが異なることによる接触不良なのかもしれない。
ちなみに、似たようなことで思い出すことがある。
以前密林でシガーソケットで使うUSBチャージャーを購入ししばらく使っていたが、こいつはある日突然やる気を無くした。
チャージャー本体外側(マイナス側)の端子が本体内にめり込み、二度と復活しなかった。
端子がめりこみ内部基板と接触しショートしたようである。
おかげでそうそう使わないヒューズを交換するはめになった。
これと今回の件を合わせて考えて、もしかしたら海外車輌と仕様が異なるのでは?と思った。
シガーソケット内径が異なるからこのようになるのではと考えたのである。
最終的にアンカーかバッファローの充電器に返品交換してもらって、そちらは快調であるから、純粋に設計や品質が悪いだけというのが適しているようには思うが、安いものにはトラブルはそれなりにつきまとうものだということだろう。
あとはそれを楽しめるかどうか、にかかっている。