iPhoneSE3世代から12miniに後退して久しく、とはいえ特にサイズ感も違いは無く不満は特になく、しかしマスクなこのご時世には指紋認証の方が便利だったんだなぁと、若干のがっかりもあった。
そんななか、最も如実に感じたのは出先でのdocomoの電波を掴むのが若干苦手になっていることだった。
同じ場所なのに、以前より電波が明らかに届かない。
まぁそれはあり得るだろうし仕方ないことだと割り切っていたのだが、POVOがau回線で月額無料というのを思い出した。
そう、エリア自体違うかも知れない。
キャリア毎の地図を見たところでそのエリアは理解しがたく、実際の所補完関係にあるかは利用者の事を考えればおしなべて平均化されるはずで解消されるとは思えず。
とかなんとか考えながら結構な時間が経っていたわけだが、何ならそもそも品質が良いならdocomo回線からauへ鞍替えしても良いわけだし、それをチェックするのに無料なら開通して実際に使ってみれば良い、とようやく重い腰を上げた。
eSIMでの契約から開通はすんごい迅速だった。
何なら今後eSIM一本でいいんじゃねという話。
でそこまでは快調だった。
現在の物理SIMとpovoのeSIMの共存、apn設定のところで激しく転倒した。
apn設定は一つしか入れられないそうで、そのことに気付かずにしばらく両立できるものと勘違いして二つを交互に入れ替えていた。
無駄な時間を過ごした後調べてみて、さらに???である。
これだとできないんじゃ?
povoの説明を読んでみても理解できず、仕方なくpovoのapnだけ入れてともかく通信テストしてみた。
確かにつながっているが、当然ながらdocomoに切り替えるとつながらない。
課金していないので128kbpsという、povoの設定の仕方を読むのも辛い低速である。
帰宅後に落ち着いてよく考えてみて、SIMトレイが一つに対してのapn設定一つなのだろうと推定。
であるならば、eSIMについてはプロファイルがSIMの中に包含されているのかもしれないと。
そのように読んで見ると、設定の仕方にiOSのアップデートが必要と書いてあって、iPadではapnを入れないといけない、と書いてある行間に見えない文字が見えた気がした。
つまり、OSの中にapn設定が含まれているのか、と。
実際にeSIMの方のapnを当てずに試してみたらdocomoとauを切り替えて使えるようになっていた。
このような使い方をする人がpovoには少ないとは思えないんだから、はっきりと一文「最新iOSのiPhoneにはapn設定は不要です」とでも書いて欲しかった。(現時点)
ともかくこれでデュアルSIMにできて、安心である。
で、あれから電波の状態チェックに行けていないので、結局どっちがよいのかどうなのかはいまだ不明である。