表題だけみるとかなり複雑な内容っぽいが、実はただの物理。
サーバはその用途から何だかの電源トラブルが出た場合、BIOSで自動起動する設定にしている。
そのサーバがごく希にハングアップして、再起動のBIOS画面から進んでいないことが直近の過去で数回あった。
頻度から言えば、microATXマザーに変えてから起こりがちになった感がある。
ストレージの認識で停まっているらしく、そんなときは十中八九SATAケーブルのコネクタがはずれかかっている(?)ので、しっかり差し直して再起動すればいつもどおり。
抜け留めのラッチ付きなので抜けては居らず、真っ直ぐでは無くなってしまうというのが正確な表現か。
大昔の本気のサーバ筐体に対してmicroATXが小さくてストレージの場所との距離が小さく、マザーのコネクタとHDDとの取り回しがかなり窮屈になってしまい、タイラップで形を強制して工夫したものの、どうしてもあの平太麺のようなSATAケーブルだと横方向の無理な力が抜けづらい。
ATXだとコネクタのヨコ差しや垂直差しだろうと、そもそももっと下方になるので取り回しは難しくなく、今回のマザーだと近い上に垂直コネクタなのでかなりのロール具合である。
言葉では説明しにくいため、画像をどうぞ。

撮影のために再度付け直したのでより窮屈な取り回しに見えるが、実際はもっとゆったりしていたのだが…。
これ、なんとかならないかと調べてみたら、ラウンド形状のSATAケーブルというのがあるそうで。
今回初めて知った。
これまでは常にマザーに付属してくるケーブルを使ってきた。
購入して、早速チャレンジ。

結果、取り回しはかなり良くなった。
まだ数ヶ月だが、現状はヨシ。
これで動作不安がなくなることを願う。