かつてキーボードはIBMを愛用していて、打鍵感覚や本体の重み、角度など、今でも一番良いキーボードだと思っているが、USB接続が当たり前の今、もう一方のインターフェースであるマウスと共にロジクールを愛用している。
そんなロジクール信者の私が使うマウス、G300sであるが、頻繁に使う左クリックがたまーに二重に入力されるという不具合が発生するようになった。
ゲームはしないものの、反応具合、カウント変更が容易など、なかなかに重宝しており、もう数年も使い続けている。
まずは、ネット上で提供されているマウスの左右クリックをクリックカウント数でチェックするサイトを利用させてもらう。
20回くらいに一度、1クリックで2回入力される事象を確認。
長いこと使っていても、表面の清掃は清掃用アルコールで都度行っているが、メンテナンスは皆無。
こういう場合、やはり分解するべきなのだろう。
事前調査として、ネットを調べるとありがたいことに手順を展開してくれているひとがおられる(感謝)。
しかし、ヒートガンで裏面のつるつるシートを剥がすのがもうすでに面倒くさい。
よって、表から無理矢理クリック箇所を剥いてみる。
ラッキーなことに、20ミリくらい開くことができた。
中を観察してみるが、スイッチはかなり奥の模様。
これはやっぱ分解コースかとがっかりするが、すぐ隣のスクロールホイールを見ると、とんでもない量の埃が挟まっている。
これがかなりの量で、ピンセットと綿棒で大量ゲット。
埃が悪さをしていたようで、あれから数週間使っているが、一度も再現されることはなくなった。
右クリックの方も念のため剥いてみたら、こっちはそうでもない。
こちら側にはホイールのへこみ部がなく、たまりにくいようで、軽い清掃だけにとめておいた。
なんともむちゃくちゃな清掃方法であるが、まだ樹脂が粘ってくれるからこその力業、次回もこの方法が通じるとは限らない。
高いマウスではないので、ロジクールの後継マウスを用意した上で、(パワープレイ)清掃するのが良さそうだ。