正月を超えしばらくしてトイレの床がじっとりと濡れていることに気付いた。
よくよく見てみればみずみちに結晶化が見られるので、結構長いこと漏れていたと思われる。
全然気付かなかったよ…。
早速交換。
フレキシブルパイプというのだろうか?
その付け根は呼び径13のパッキンだろう。
こういうのは急に来るうえに、そのままだと被害が拡大するので即応できるように在庫を持っている。
にしても、重複して購入したらしく、一生分以上のパッキンはあろうか。何この数。
まずはパイプの元にある止水栓を締めて止水。
このとき、がちがちに固着していて回すときに嫌な感覚があった。
モンキーで外して交換すること数分。
開放すると今度はより多くの水量でその水栓根元から滴りだした。
長年の不使用によるパッキンの劣化だろう。
今度は元栓を閉めて、止水栓のパッキン交換。
こちらは狭い箇所にあって少々手間取ったものの十数分で完了。
ところが、コマから外したパッキンを見ても劣化の症状はない。
そりゃそうだ、ノーマルオープンなのだから。
本来なら水栓ハンドルの三角パッキンを変えるべき所だったと反省するものの、実は漏水箇所は一番最初のフレキシブルパイプのパッキン交換した箇所からだったので、反省すらも見当違いで無駄である。
タンクとの接合部なのだが、これが締めるときに内部のフロート部と供回りして締まっていなかったのである。
止水栓を閉める妙な感覚を真に受け勘ぐったせいで、余計な作業をしたわけである。
そもそも水道管の立ち上がりが前傾になっているのに後で気がついたため、水栓部分を伝わって滴ったのも運が悪いといえば悪い。
思い込みの敗北である。
結局フロート固定部も増し締めして、ついでにオーバーフローぎりぎりの水面になっていたので、曲げ加工して対策。
銅棒と思われる。
実は水トラブルはこれ以外にもあったのだが、それはいずれ。