これまでもPCのLANが極端に遅くなることは度々あった。
原因はプロトコルの変更(設定が勝手に変わっていた)、LANケーブルの不良(ノッチが壊れ抜けかかっていた)、ルーターの故障(wifi側、LAN側それぞれの個別不良)、HDDなどストレージ自体の遅さ、などなど。
一番多いのがルータの故障だったと思う。
設定が原因かとみて見るもおかしな点は特になく、初期化したからと言って動いたということもほぼなく。
となるとハード的な原因なのかと。(確証ない)
一方でスイッチングハブは落雷による故障の一回のみ。
導入してきた数(共に10台以上)はややルータの方が上回っているが、振り返れば故障率は圧倒的にルータの方が高い。
さて、だとすると今回もそうなのかと…。
LAN接続しているそのルーターを再起動する。
が、変わらず遅い。
次に疑うのがケーブルの抜けである。
これ、爪が壊れて抜けているということが過去数回あった。
あるわけがないと思っている箇所なので、かなり終盤になるまで気付かない部分であるが、今回はそれを鑑み早めのケーブル交換。
しかし、変わらず。
となると、転送元がWHSに使ってきた10年近いサーバのHDDなので、例によってHDDの最後の吐息かもしれぬと、重要なファイル群の同じPCのHDDへ退避行動。
ところがこれも抜群の転送速度で、転送後のchkdskでも問題なし。
ネットワークプロトコルの線を当たるのが次の段かと考えたが、OSのアップデートがあったわけでなく、特にこれまでのOSの世代更新とは違い、最近見舞われた経験が無い。
とりあえず、PCの再起動は必須項目。
再起動を数回試すもやはり速度は劇遅。
となると、じっくりとプロトコル検証する前にするべきこと。
ネットワークドライバの更新である。

日付を見ると2020/1/16と割と新しい。
早速ドライバ更新。
原因はコレだったようで、再起動後に元の転送速度に戻っている。
メジャーなのかもと調べて見るも似たような情報は無し。
たまたまなのだろうか?
過去、ドライバの更新で症状改善というのは率から言えば高くないのだが…。
今回はこれだったのかもしれない、ということにしておこう。