前件に通じる話なのだが、この一月で違うメディアで似たような事案に遭遇。
一つはドライブレコーダーのmicroSDカード。
もう一つはUSBメモリ。
まずはmicroSD。
ドライブレコーダのメモリは稼働中頻繁に書き込まれる都合劣化が早いと言われており、また高温になる雰囲気のためにハードな使用状況で、過去パソコンからアクセスもフォーマットも出来ない状態の不良になり、一度新品交換している。
交換後のトランセンドのメモリはあれ以来不具合出て居らず信頼を寄せている。
メモリ容量自体も前回より大きくなったので、それも長寿命化に貢献しているはず。
とはいえ信頼性をより担保するなら、車検毎に交換するくらいの覚悟が必要かも知れない。
ある日たまたま動作確認したら、録画されずに動作停止したまま。
約一ヶ月間動いていなかった。
用途からすれば完敗である。
かたやUSBメモリである。
一方のこっちは使用回数は非常に少ない。
ただ、おそらく10年くらい前の古いメモリのはずで、今では大きくないが当時は大容量の1.8GBと、レスキューメディアとしてはなんとかなるので、その用途で使用していた。
そんな使い方であるのに、肝心なときにwindowsPEが起動しない。
途中でよくわからないエラーを吐いて止まる。
以前どこかの記事で、たまにUSBメモリは通電してあげるのが長持ちさせる秘訣、的なことを読んだ記憶がある。
つまり長時間放置したせいか、と。
では改めて使うためフォーマットしようと稼働中のwindowsに接続すると、しばらくは正しく認識するものの途中で外したかのような動作となり、アクセスできない。
それでも一日は使えていたのだが、とうとうエクスプローラが応答無しでウィンドウ操作も受け付けない。
再起動しようとするも延々終わる気配が無い。
結局リセットするしか無くなるわけで、windowsを扱うものとしてはこれ、かなり怖い症状である。
再起動後もBIOS画面で止まったまま進行しない。
そう、前件のI/Oエラーと同じである。
怖すぎるので使用不能にしておく。
分解である。
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とんでもなく小さい基板である。
パターンがうっすら見えるが、反対面は樹脂成形でまるっきり一枚物のプラスチックである。
コンパクトに良く出来ている。
後端には二つ端子があって、筐体にはもう一枚入りそうなスペースが設けられており、後端端子のヨコにはブランクであるが端子穴が二つあり、もしかしたらここで容量増加できるのだろうか?
これらメモリは間違っても使ってはいけないので、終了。
普段めちゃくちゃ使うメモリも、その逆にほとんど使わないメモリも、寿命というのは突然来るのだと実感。