前件のUSBメモリの認識で使用したのが、vista 時代のwindows10ノート。
起動はSSD換装済みなので悪くないが、CPUがTurion64でとんでもなく処理が遅いのだがノートらしく且つポートが古いおかげでそれなりの用途に使えている。
このノートだとディスクの修復が行われるものの使用可能になる。
古いもの同士、使えると言うことかも知れない。
ならばとiDEQ210Vなる前時代PCではどうだろうかと。
W2kであるが、認識は問題なかった。
そこで止めておけば良かったのに、ついつい好奇心が。
cpu-Zとcrystal disk類でハード情報を知りたくなったわけだ。
まずはcrystal disk info、起動せず。
crystal disk mark、これも起動せず。
まぁ仕方ない。
次のcpu-Zが悪かった。
ベンチを起動して待つこと20秒。
嫌な匂いと共に電源断。
コイル樹脂の焼けた独特なあれ。
起動し直して見ると、BIOSが起動した辺りで、またまた焼ける匂い。
それが最後の応答だった。
電源終了のお知らせ、である。
これがあるので古い電源は怖い。
マザーの方は無事なのか別電源を用意して確認すると、BIOSが出る手前くらいで電源断となる。
どうやらこちらも逝ってしまったようである。
余計なことをしなければまだまだ使えたものを。
旧ソフトのためにいつでも稼働できるように定期的に確認していたPCなのだ。
再建しておきたい。
全バラでマザーの部品を確認。
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6.3V 2200μFが5本並列接続されていて、中央の1本以外すべて防爆の割れ目が盛り上がっている。
経験上、この程度なら容量は0でないのだが、他に目にとまる不具合は見当たらない。
古くなってCPUクーラーを止める裏側の樹脂ピンが一本崩壊していたことくらいか。
ともかく電解コンデンサを交換してみる。
これまた最近直したTV修理の残りが使えそうなので、代用。
10V 3300μFで太くスペースがないところ、しかし4本から3本に減少することもあり、なんとか所定の場所に収まった。
ビンゴ、どうやらここが悪かったようで、起動は問題なし。
懲りずにフルパワーを掛けてみることにする。
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N100のコンパクトPCが気になって仕方ない今日この頃、当時それでもかなり小さい部類だったこのiDEQ210Vはこうしてみるとやはりすでに骨董品のような数値を示す。
ところがW2kだととても快適で、私はやはりこのOSが今でも好きである。
意味も無く壊して修復するというマッチポンプ、その結果同サイズの電源が手に入らないということで外付け電源付きコンパクトPCへと変化してしまった、というオチ。