液晶の焼け

CRT時代や古い筐体ゲーム機など、モニターの焼けはよく見られた。
だからこそのスクリーンセーバーであり、かつては必ず設定していた。
今でこそスリープ状態の遷移に不安は全くないが、昔は少ないながらも不安定でやや信頼性に欠け、その点で稼働状態を保持しながらも一定時間経てばスクリーンセーバーが起動しパスワード保護も出来た、というのが大きな理由か。

今時液晶が主流で、そんな焼けなんてあるはずない、と思い込んでいた。

あった。
背景壁紙の画像に沿ってくっきりと。

それがわかったのはwindows11にアップグレードしたタイミング。
アップグレード毎に背景画像変わるもんで、元に戻すため再設定しようとして、たまたま単色白を選択して気付いた。
旧画像に合わせて白が黒く落ち込んでいる、という表現で伝わるかな。
ただ、4台全てのモニターではなく、焼き付きが見られたのは2台。
DELLがもっとも古いはずで、LEDではないが焼き付き無し。
同じく焼き付きのない最新のモニターはLEDのはずで、となるとフィルターの特性なのだろうか?

ともかく同じ画像を固定表示させないことで様子を見る。

背景画像をwindowsスポットライトにして数日経過を様子見。
二日目くらいから明らかに薄くなり、一週間でほぼ気付かない程度に薄くなった。
だが凝視すればそこに今もある。
フィルターに焼き付いたのかもしれない。

モニターはすべて色再現に留意して購入したIPSばかりで、用途からすると色に疑いを持たなければならず僅かに使いづらくなったのかもしれない。
僅かにと控えめなのは、焼けに気付かなかった程度の目にはあまり関係ないかもしれないという、自嘲を含んでいるからだ草。

それにしてもwindows11は細かいところで10より使いづらい。
UIが変わると戸惑うPCメインの人のために「クラシカル」設定を作ってもらいたい。

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