溶着は失敗

洗濯機のソレノイドからの水漏れを超音波カッターで溶着して補修したのだが、結局半年くらいか、また別の部分からの水みちを確認。

筐体裏側がまさに水圧がかかっている部分になるはずで、完全な止水は裏側からでないと無理な様子。

応急処置の間に買っておいた新品ソレノイドと交換したので、これでまたしばらくは漏れることはないだろう。
ちなみに、交換部品を見てステーが足らないので発注間違ったかと思ったが、小さな金属ステーが付属していた。
元の部品形状と異なり、おそらく別機種と共用ソレノイドに金属のステーで対応したものだろう。

どれくらい持つのか気になったので交換せずに経過観察実験だったが、素人の溶着だと応急処置にしかならないことがわかった。
勉強になった。

wooo再修理

以前の電源を修理した日立wooo。

HDDと電源の2カ所に40ミリ角のファンが付いている。
そのHDD側のファンから高音域の耳障りな異音が鳴り響くようになった。
掃除機だけのファン清掃だと効果無かった様子。

以下ファンに記載の項目。

1604KL-01W-B19
5V DC 0.09A
+:RED,-:BLACK

調べてみたが、後継機種も含めて手に入らない様子。
そら20年近く前なのだから、仕方ない。

ファンをコネクタから取り外すと電源が即落ちる。
上述の記載から察するに、赤黒線が電源ラインとして、おそらくは白線で回転数をモニターしていると考えられる。
HDDはともかく、電源については焼損しないようなフェイルセーフだろう。

とりあえずファンを外して絡みついた埃をエアブローして試すが、異音は変わらず。
筐体を切り刻めばファンのサイズ違い交換もできるのだが、ファンを外したのみで白線の電圧等詳細を調べていない。
それよりファンを分解してみて出てきたベアリングが内径2ミリ、外径5ミリ、厚み2.5ミリと、何故だかちょうど手持ちにあるので、交換して試してみる方が仕事が早い。

但し、二個しか在庫がないので、HDD側と電源側それぞれの悪いものを一個ずつ交換することにした。
機械的寿命からすれば、両方処置しないと結局また同じ事をしないといけなくなる可能性が高いから。

特段難しい事は無いので作業内容は端折るが、現在異音はすっかり無くなり、快適動作中である。
なお、異音がしたベアリングの位置は二個で逆だったので、構造的にどちらかが負荷が強いというわけでなく、寿命なのでは無いかと推測。
さて、再び異音が出たときに全て打ち替えられるようにベアリングは追加で発注したので、その時にようやく完了となる予定である。(未定)

またかw11

テキストファイルをメモのようにしょっちゅう作るので、右クリックから新規作成は頻繁に使う。

それなのに…。

出てこない?
どこ行った?

もう慣れたが、失望の連続である。

新規作成→新しい「テキストドキュメント」が消えた場合の対処法【Windows 11】

結果、ただの再起動で再出現してくれた。

かつてvistaや8が不評だったのは覚えているが、言われるほどに不満は無かった。
いや、vistaは確かにパワー不足なPCでは時が止まったように激重ではあったが、メインPCでは快適で、ガジェットが実は好きだった。
対してw11、ここまで機能に不満を持つwindowsは初では無いだろうか。

おそらくはcopilotなどAIで各自のインターフェースを構築して生活に必須なUIに上り詰めたいのではと推測する(windowsとは分離するか?)が、windows自体が退化するのはご勘弁願いたい。

移ろうwindows

kb5032190を当ててからしばらく経つ。

これがエクスプローラの表示に変化を与えたのだろうと考えていて、個人的に微妙に使いづらくなった点がある。

これまではアドレスバー(?)にフォルダの履歴が表示されて、実際にそれをクリックして遷移できていたにに、表示はされるものの飛ばなくなった。
ネットワークドライブをそのようにして常用していたので、アクセスできなくてとても焦った。
どうにかこうにかネットワークフォルダを開いてからエクスプローラにピン留めすることにして、対処した。
この事象はおそらく不具合ではないかと推察する。
遷移できないようにするなら表示そのものを出さなくするのが自然であるし、そもそもメリットが無いよな。

さて、もう一点。
以前も書いたが、タスクバー表示のサウンド出力切替の不具合。

クリックすればポップアップウィンドウが出るものの、ボタンをクリックすることが出来ない不具合。
表示させてからtabでターゲットを遷移させて対処していた。

この不具合が解消された模様。
これは大変ありがたい。(というか想定された正常な使用方法に戻っただけだと思うが)

ところが、喜んでいたのもつかの間。
スリープ運用の数日後にはクリックどころか、マウスオーバーで色は変わるが反応を一切することが無くなったぞ。
ウィンドウが立ち上がらないとは、以前より悪いではないかコレ。
右クリックで設定メニューを表示させて切り替えているが、めんどくせ。(再起動で解消される)

windows11に期待するのは間違っているのかもしれない。
やっぱwindowsのジンクスにはあがないきれないのだろう。
12は来年登場とかささやかれている。

過去OSではなんだかんだあっても、細かいことに不具合と対処が螺旋のように絡み合って使いづらくなることはなかったと思う。(忘れてるだけかもしれんが)
ここまで混乱すると次期OSに期待せざるを得ない。

UIをころころ変えるのだけはどうか止めて欲しい。

掃除機稼働せず

ホントにいろんなものが同時に壊れる。
人間のバイオリズムに合わせて機械も変化するのだろうか。
んなこたぁないわな。

で、修理である。

パナソニックのJコンセプト MC-JP510G。

以前も修理したのだが、その時はコードリール付け根部分の断線だった。
20cmくらいか、短くなって部屋の隅までちょっと届かない事案もあったが、概ね快調だった。

そして今回である。

故障の症状であるが、普通に動いたり、一切動かなかったりで、ならばと電源コードをいじったところで変化は無かったのでケーブル断線ではないだろうし、動くときは動くしその逆も然りで、そんな中動かなくなる率が急速に高まっていったので、内部的な断線ではないかと推測。

結果から言えば、その推測が最も故障診断に不要な思い込みだったわけだが、一度内部点検もしてみるかと分解を決意したわけである。
それなりに古くなってきたことを考慮に入れたということ。
加えて最近の修理に成功続きだったということもある。

まずはホースの螺旋での断線と、操作系ボタンの接触か、と当て推量。

螺旋の配線の内の一本が切れそうではあったものの、それが原因の動作不良は見当たらず。
ハンダかカシメか忘れたが補修して終了。

蛇腹の根元近くでホースが擦れて穴が空いていたのを分解時に発見、これもテープを巻いて補修終了。

ヘッドがモーター駆動の場合、昔のサンヨーの掃除機もそうだったが、やはり端子が溶けかかっていた。

これはホース買い換えが正しい選択と思うが、ホースが補修部品として未だ出ていればラッキーなくらいでこのまま様子見する。
壊れたら買い換えが良いだろう。

ホースの旋回での端子摺動面には結構な埃がたまっていて、掃除してグリスアップで終了。

さて、悪いところが見当たらないぞ、とこの時点でようやくテスターを持ち出したのが悪かった。
もっと早くにテスターを当てていれば原因はすぐにわかったのだから。

うちのドライヤーで必ず断線する、例の同じ箇所である。

白線の方が明らかな断線なのだが、黒線も被覆が切れていて、おそらくこれもそう長くは無い事案だろう。

気付かなかった、この膨らみ。
光にかざしてほのかに影が見えるか見えないか程度。
わからんぞ、これだと。

嫌なこの現象、ドライヤーもそうだが、出力高い機器の電源ケーブルは交換が容易であると嬉しい。

今回はつぎ直し、屈曲に強いように3重重ねで修理完了。

だがしかし、またしばらくしたら切れるのが鉄板なのである。

ストレージ増強で徒然

メモリなど半導体市況は好不況がバイオリズムのように訪れるのが常で、これまでの好況が反転している現在、エンドユーザからすれば買い時である。

今はわずか持ち直してきたが、少し前の市況底値でDRAMを32GB購入。

次はやや持ち直しが遅れ気味だったNANDも底値で1TB購入。

ちなみに、こちらはただ256GBのCドライブ容量がほとんど無くなってしまったタイミングが合致しただけで、狙っていたわけでは無い。

M.2からM.2へmacrium reflectでお引っ越し。(作業詳細は省略)
なお、フリー版はセキュリティアップデートが終了予定らしく、いつまで使えるやら。
WHS難民の行き着く先はいずこ。

でまぁ今のところmini toolというのがフリーっぽく、何かで縁が切れればそちらを試してみるかという程度の認知。

今回の絡みで言えば、256GBから1TBへ容量アップしたので、パーティション変更にmini tool partitionを使ってみた。

昨今のソフトは無料で引っ張っておいてその使いやすさや認知が広がると有料へなるパターンが多く、パーティション変更ソフトもeseusやaomeiなどいろいろと変遷してきた。

クラウドは使いたくないし、自動バックアップというニーズはいよいよニッチなのだろうか。
データ引越ツール、パーティション変更ツールなど、それらも安寧では無いとか思ってみたり。
今後が心配な今日この頃。

半角全角がR

これまでのwindowsでは現出しなかったキーボード誤入力。

正常に入力できていたwindows11で、突如半角全角キーを押すと「r」が出力される現象。

今まで無かった現象に戸惑い、そのままだと変換が切り替えられず不便で仕方ないので再起動していた。

調べてみたが、似たようなことはあるようで。

Windwos11で半角全角キーを押すと”r”と入力されます。

キーボード「全角/半角」押すと「’(チルダ)」が表示されて入力切替ができない!

両方とも考慮すると再起動が選択肢の一つぽい。

実はこれ、二台のPCで起こった現象で、その際はともに再起動して直っている。

数日後、メインPCで再び出たので、ちょっと検証。

一番目のリンクからすると、あちらはIMEで、うちの環境はATOK。
つまりここではない様子。

リンク先では詳細情報がないが、自前の環境ではともに出たのがfirefoxを触っているとき。

試しでエクスプローラでファイル名を変えてみて、同じなのか検証。
するとここでは問題が出ない。
再びfirefoxに戻ると、元通りに戻っていた。
切り替えできてる。

ターゲットウィンドウが遷移すると解消されるのだろうか。

原因はわかっていないが、とりあえずこの方法で様子を見てみるか。


追記

やはりウィンドウ遷移で戻るっぽい。

入力されるキーもその後3種類くらい増えて、なにがどれでどうなったらこういう挙動になるんだか不明。

thunderbirdよ、お前もか

前件の既定のアプリ、仕様変更による戸惑いが果てしなかった。

慣れ親しんだものが変わってしまうと、不便で仕方ない。
体系は変わらないんじゃ無いの?
くくりが変わったとしてもアプローチが増えるだけなんじゃ?

そう実感した数日後、今度はthunderbirdで戸惑うことになる。

メニューバーというのか、ウィンドウメニューというのか、上部二段にある項目がそのままひっくり返った並びになったようで、見る度に戸惑ってしまう。

Thunderbird 102利用者に贈る、Thunderbird 115の変更点

表示は変わることは無いとのことだが、115に自動更新されてその実異なっている。

未読ファイルの表示など、なんというか、全てが均質化されたデザインで、サイズに強調が無くてどこから見れば良いかわかりにくい。

こういう心機一転な時、大抵「なんとかクラシック」やら「クラシック表示」なるものが出てくるものだが、今のところ探しても見当たらない。
探し方が悪いのかも知れない。

が、それを探す労力を重ねるより、この程度なら慣れる事の方を優先した方がよさそうではある。
とはいえ、なにとぞクラシックモードの併存もお願いします。


(色々やって)時間経過。
「表示」の「UI密度」や「拡大縮小」などで見やすい状態に変更できた。

「コンパクト」じゃなくて、「既定」にしておいてください。
「既定」が既定じゃない。

既定のプログラム変更がめんどい

firefoxが個人的既定のプログラムになって久しく、edgeだかchromeだかもあまり使ったことが無い。
それが原因でedgeで動くプログラムの使い方がいまいち良くわからない。
どこにアイコンがあるのかもわからない。

まぁそれはそれで良くて、スケーリングを変更しているのでedgeではそのプログラムが見えづらく、firefoxでは標準表示になるように調整したため、アプリを分けて使うことが都合良いのである。

ところが、firefoxからそのプログラムへ飛ぶリンクをデスクトップに作って、さぁ起動したとき誤って規定のプログラムをedgeにしてしまい、firefoxで一発起動が出来ない状態。

不便極まりなく、そのショートカットのプロパティで規定のプログラムを変更しようと思ったら、windows11以前にはあったその項目があるべき場所に存在しない。

???

設定から検索すると「既定のアプリ」なる項目がある。

edgeを開くとさまざまな関連づけと思われるリスト一覧が出てきて、なんだこれ?

【Windows11】既定のアプリを変更する方法。以前よりかなりややこしくなってます

ひと手間増えたぞ、Windows 11のデフォルトブラウザ変更

どうやらプロパティから無くなったのは仕様のようで、面倒くさいことこの上ない。
事細かく設定できる様になっているようでそれはそれで歓迎だが、今まで通りにしてよ。

今回はブラウザ上のプログラムなので、httpとhttpsをfirefoxに変更して、ようやくアイコンのダブルクリックでfirefoxが起動するようになった。
ここに至るまで数時間かかったぞ。

新しいものが悪いとは言わないが、旧来のものも併存して欲しい、マイクロソフトさん。

ベンチとマザー修理

前件のUSBメモリの認識で使用したのが、vista 時代のwindows10ノート。
起動はSSD換装済みなので悪くないが、CPUがTurion64でとんでもなく処理が遅いのだがノートらしく且つポートが古いおかげでそれなりの用途に使えている。

このノートだとディスクの修復が行われるものの使用可能になる。
古いもの同士、使えると言うことかも知れない。

ならばとiDEQ210Vなる前時代PCではどうだろうかと。
W2kであるが、認識は問題なかった。

そこで止めておけば良かったのに、ついつい好奇心が。

cpu-Zとcrystal disk類でハード情報を知りたくなったわけだ。

まずはcrystal disk info、起動せず。

crystal disk mark、これも起動せず。

まぁ仕方ない。

次のcpu-Zが悪かった。

ベンチを起動して待つこと20秒。

嫌な匂いと共に電源断。
コイル樹脂の焼けた独特なあれ。

起動し直して見ると、BIOSが起動した辺りで、またまた焼ける匂い。

それが最後の応答だった。
電源終了のお知らせ、である。
これがあるので古い電源は怖い。

マザーの方は無事なのか別電源を用意して確認すると、BIOSが出る手前くらいで電源断となる。
どうやらこちらも逝ってしまったようである。
余計なことをしなければまだまだ使えたものを。

旧ソフトのためにいつでも稼働できるように定期的に確認していたPCなのだ。
再建しておきたい。
全バラでマザーの部品を確認。

6.3V 2200μFが5本並列接続されていて、中央の1本以外すべて防爆の割れ目が盛り上がっている。
経験上、この程度なら容量は0でないのだが、他に目にとまる不具合は見当たらない。
古くなってCPUクーラーを止める裏側の樹脂ピンが一本崩壊していたことくらいか。

ともかく電解コンデンサを交換してみる。
これまた最近直したTV修理の残りが使えそうなので、代用。
10V 3300μFで太くスペースがないところ、しかし4本から3本に減少することもあり、なんとか所定の場所に収まった。

ビンゴ、どうやらここが悪かったようで、起動は問題なし。
懲りずにフルパワーを掛けてみることにする。

N100のコンパクトPCが気になって仕方ない今日この頃、当時それでもかなり小さい部類だったこのiDEQ210Vはこうしてみるとやはりすでに骨董品のような数値を示す。
ところがW2kだととても快適で、私はやはりこのOSが今でも好きである。

意味も無く壊して修復するというマッチポンプ、その結果同サイズの電源が手に入らないということで外付け電源付きコンパクトPCへと変化してしまった、というオチ。