【動画観覧注意】2人死亡の中国で起きたテスラ事故。防犯カメラに映る暴走の様子が尋常じゃない…
衝撃的な動画である。
もしこんな状況に当たったとき、どうすれば良いのか。
事件後のこのタイミングで、下の記事である。
「と…止まらない!!??」最近はサイドブレーキレバーが消失!! トラブルでブレーキが利かなくなったらどうすればいいか
飛行機ではフライバイワイヤは軽飛行機を除いて一般的になったのかな。
技術というのは大体の流れとして徐々に安価なものへ伝播してくる。
先端技術→長距離トラック→高級車→普通車、といった感じ。
そもそも、記事中にあるE-PKBというのがフェイルセーフとして最優先に稼働してくれるのか?
いつかのボーイングの件もある。
現場で安全を担保しつつエラーの切り分けができるとは思えず、プログラムが再び走ることで制御できない状況に陥る。
機械制御から電子制御への流れを知る身としてはバイワイヤではなく機械式なら良いのか?というとこれも疑問で、四駆だと強力なモーターをサイドブレーキごときでは御しきれない気もする。
タクシー運転手が意識喪失…追突された前方車の対応に元交通捜査官「素晴らしい」
トラクションがかかった状態でフットブレーキ、その状態のままでパーキングブレーキとサイドブレーキが効いた状態か。
それはともかく、これら動画から想像するに、機械式の操作でブレーキを効かせ且つ主電源を落とせたらなんとかなるのかもしれない。
さて、話はちょっと戻って、E-PKB。
メーカーや電動パーキングブレーキの世代によって、動作がバラバラですので、非常事態に備え、愛車の電動パーキングブレーキがどのような動作をするのか、自動車メーカーのWEBマニュアルで調べたり、ディーラー担当者へ確認しておくとよいでしょう。
エマージェンシーが車により違うというのはなかなかに疑問である。
プログラムによる動作が異なるだろうから、ISOでの規格も必要か。
サイドブレーキの足踏み式が広がって、万が一の時にサイドブレーキを引けないというのも助手席からすると怖いと思っているし。
ダラダラついでに書いてしまえば、よく売れている車のインジケータにあるBはバック(back)と誤認しそうだし、機械式から長く続くシフト位置が重複しないシステムの方が人間工学的に正しいと思うのだが。
「ダイヤル」「ボタン」「スイッチ」! ストレートorゲート式だったATのシフトが多様化した理由とは (1/2ページ)
HOSのように共通化するというアプローチがあっても良い。(特にエマージェンシー)
かたやダイヤル式やボタン式が良いという人もいるだろうから、逆に好きなインターフェイスに選択式とするのも良いアプローチではない?
折角バイワイヤなのだから。
一番重要な人と機械のUIを最優先としたい。