デスクトップの破綻の一因か?

以前から、外付けHDDを接続するとデスクトップが破綻してしまう現象にたびたび遭遇する。
破綻というのは、アイコンが真っ黒の四角になる、さらに進行するとマウスオーバーでデスクトップアイコンの背景が黒く抜けたり、別の作業中のウィンドウを背景にしたり、さらにひどくなると多画面(マルチディスプレイ)のうちプライマリー(アイコン表示のある)ディスプレイ以外の壁紙が真っ黒になる。

icon1
軽度の場合の例1。
アイコンに重ねられたシールドマークが黒くなる。

icon2
例2。
メインプリンタを示すチェックマークが黒くなる。

icon3
例3。
場所表示の小アイコンが黒くなる。

気にしなければいいといえばそれまでだが、ディスプレイのアイコン表示が実際のものと異なると大変使いづらい。 😈
コントロールパネルを開いても、フォルダを開いても、何もない空の状態になってしまう。
そうなると仕方ないので再起動しかない。

長い間外付けHDDとの相性か、windows8との相性かと考えてあきらめていた。
が、windows7でDVDfab virtual driveを使っているときに限ってスリープ復帰のハングを経験。
そういえばデスクトップが破綻するwindows8でも、光学ドライブがおかしな状況の場合に外付けHDDをつけるとおかしくなることを確認。
どちらも「光学ドライブ挿入」で「スリープ復帰」が関係している。

windows8で作業のためDVDを読ませた後でイジェクトして、確実に物理的に何もないドライブであるにも関わらず、相変わらず内容物があるように表示されたまま。
windows7では仮想ディスクでDVDをマウントしたままスリープに入り、スリープ復帰時におかしくなる。
どうもDVDドライブの扱いが不具合を起こしているようだ。

試しでDVDとBDドライブ両方のファームウェアをアップデートしてみたが、変化なし。

今度はイベントビューアで何か無いか調べていたら、BD再生のために入れてあるpowerDVD 8 BDで警告が延々とある。
光学メディア関係ではこれくらい。
試しにアンインストールして、DVDを挿入し取り出してみたらちゃんと「DVDドライブ」表示に戻った。
なぜにpowerDVDがいけないのかわからない。
一度もアップデートしたことのないソフトだったので、もしかしたら更新したら正常に動作したかも知れず。(確証無し)

これで現在の所、外付けHDDを接続しても破綻は見られない。
ただし、一旦おかしくなったアイコンは相も変わらず黒いまま。

仮想ドライブという点で、windows8で使用しているramdaも気になったので調べてみた。
不具合報告のところを参照していたら、アイコン表示を元に戻す記事があった。
件のiconcache.dbを名前変更して確保、その上でiconcache.dbの空ファイルを作成して再起動。
表示が元に戻ったことを確認して、現在は元のキャッシュに戻してあるが表示は正常のまま。

更に調べてみたら、どうやらNOD32の6.0.308から6.0.316の更新情報に…、
>■ Blu-ray/DVDドライブにメディアを挿入するとコンピューターがフリーズする
…と記載がある。
これも関係有るかも知れず。
何せ、ETRONのUSBチップによる影響も受けたし、…
>■ 特定の音楽再生・転送用ソフト「x-アプリ」を起動すると、コンピューターの動作が著しく重くなる
…とあって、実際に処理が進むと異様に時間がかかる事態にも遭遇したし。
関係あるPCにはNOD32(6.0.316以前)が必ず入っているし、怪しい。 🙁

<2013.8.31追記>

なんとなく原因がわかったかも、と喜んだのもつかの間、あっという間に再発。
なんじゃそりゃ…。 😡

ただ、今回は別の外付けHDDを接続したときに発症。
メインで使うRAID0な外付けHDDでは、今のところ発症無しなので、経過良好。
とはいえどう転ぶのかわからないので、今回発症を確認したので、NOD32を6.0.316へ更新しておく。
これで発現するなら別の原因といえる、かも知れず。

で、今回の別のHDDであるが、以前おかしくなってから一ヶ月ぶりくらいの接続である。
動画保存用HDDなのだが、接続時にmp4のサムネイルが表示されない。
どのフォルダのファイルでもサムネイルが空白なのだ。
おかしい状況であったが、どうせならとファイルコピーもしておこうと。
ところが、「メモリが足りません」とのつれない表示。
ちなみに件のデスクトップはwindows8のものである。
firefilecopyでは問題なく移動できるのでコピーしておいた。

ここで一考。
もしや、破綻したサムネイルキャッシュが関連しているのかなぁー、と。
Win 7編: サムネイルキャッシュデータの再構築を抑制する
ディスククリーンアップで縮小表示をクリアして、PCを再起動。

これでまたしばらく様子を見ておく必要がある。

<2013.09.04追記>

スリープ常用で使い続けること数日。
DVD関連のソフトを立ち上げた後、上述と同じく、DVDを取り出したにも関わらず挿入したままの状況を示す。
しかし、今回はどの外付けHDDを取り付けてもデスクトップに不具合は現れず。
どうやらpowerDVDがうんぬんではなく、サムネイルキャッシュの方が有力候補。
アイコンキャッシュのクリーンアップが有効なことが解ったのはうれしい。 😉

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