WHSなGPT HDDを引越

データは何とかギリギリ助かったWHS2011のセカンダリーに使ってきた3GB HDD。
seagate ST3000DM001は導入から1年半くらいで、RMA対象でもなく、ご臨終となった。
近年導入したWDもseagateも結局はどちらのメーカーにせよ壊れ、さらに大容量になったためダメージが大きい。

そこでseagateを最近使ってきているので、NAS用にリリースされているHDDを導入することにした。
24時間を謳うくらいなのだから、信頼性は今までのHDDよりも良いはず。
HDDを二台体勢にすると消費電力もあがるし、何より以前はメインメモリーを2GBしか積んでこなかったが、うんぬんあって現在は8GB搭載するに至り、ついでにファイルコピーのバッファとして利用してくれているのか、かつてのように各所で再生するとコマ送りになってしまうこともなくなった。
そのため、4GBの一台だけにして運用することにした。

ST4000VN000
WHS2011の入ったHDDのデータをクローンコピーしたいのだが、以前GPTなHDD(システムディスク)はマザーの載せ替えはできたものの、GPTでクローンコピーはtodo backupを使えなかったのであきらめた経緯がある。
今まではクローンを作るときにtodo backupかWHS2011のリストアの二つの方法で対処してきた。
なので、システムのリストアを使ってクローンにすることにした。
2,3日にわたって実行したため各所うろ覚えだが、忘れないようにここに記しておく。

まずは、システムディスクと一緒のHDDに入っている「サーバーフォルダ」を別のディスクに移動。
WHSのダッシュボードで、ピクチャやミュージック、ビデオなどのフォルダを移動するのだが、これが数TBもあるため、HDD欠乏症の現在は他の外付けを利用するほか無い。
しかも何故だかUSB3.0のポートを有するマザーなのに2.0でしか使えない。
転送速度が地獄…。 😈
しかし、たまたま最近導入したseagateの1.5TBな外付けHDDが超ラッキー。 😆
freeagent goflexというものなのだが、HDDのコネクタ部分を抜き取るとその奥にSATAコネクタが出てくる。
マザーのSATAと接続。
奥まっているのでケーブルの形状を選ぶのだが、薄型を差し込んだら見事動いてくれた。

まずはデータ移動を数時間。

その次に、今度はサーバーのバックアップ。
HGSTのヘリウムHDDがどんなものか気になる今日この頃で、HDDに新規投資したくないし…。
手元にあるのは40GBのHDDが一台だけ…。
しかし、これまたラッキーなことに、Cドライブのみのバックアップ(20GB弱)で済むので、これを接続。
なお、WHS2011のVHDの制限で2TB未満のイメージしか作成できない。
現状GPTの一台でまかなってきたので、Dドライブは3TB近くある。
そんなわけで、そもそもDドライブはバックアップの対象に選べないのである。
つまりは、そのためのデータ移動なわけである。

で、次はUEFIからDVDブートで、WHS2011のインストールディスクで4TB HDDに新規インストール。
「ファイルをコピーしています」が動き出すあたりでリブート。
推測だが、パーティションとGPTの書き込みがここで完了。
ここでまたDVDブートして、修復インストールを選択。
40GBのHDDにいれたイメージからリストア。

あまり長い時間かからず、システムのクローンが完了。 😎
起動画面をみるとホント安堵する…。
Dドライブは以前のままの3TBだったので、パーティションを変更して4TBにする。
そして、データをtemp HDDからDドライブに戻して完了。

現在、問題なく各クライアントのバックアップもできているし、容量も大きくなっている。
大きなHDDさえ有れば難しい話ではないのだろうが、今までで一番大変面倒な手順を踏む羽目になった。
もう壊れないで欲しい…。 🙄

もし、この手段が使えるならGPTクローンはWHSに限らず、OSについているバックアップでもできるのかもしれないな。
できないかもしれないが…。
あくまで推測。

<2013.11.14追記>

そういえば、todo backupがver.6になっていた。
試しでブートCDを作ろうかと画策したが、どうにも起動しない。
これまで、ver.3~5までは問題なく作れたのに…。 😥
まぁ、困らないのだが、3枚無駄にシュレッダーダストにしてしまったのが悔しい。
ちなみに、一番活躍しているのがver.4。

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