245e←→720

消費電力チェックをしていて、そういえば結構起動している時間の長い録画PCはどうなのかと気になった。
Phenom II X3 720 Black Editionをつけていて、kernel power 41で落ちるこのPC。
BIOSで倍率を下げてしばらく経つが、今のところクラッシュ無し。
電源の質を疑っていて、しかもBIOSでOC方向にしか振れないマザーなので、それなら低TDPなCPUに載せ替えてみようと。

ケース&電源 OSIRIS(オシリス)
GA-MA78GM-S2H (rev. 1.0)
メモリー2G x 2枚

720での消費電力チェック。
毎度ワットモニター。
録画しかしないPCなのでアイドル時間がほとんどを占める。
そんなわけでアイドルのみ計測。
アイドル(C1E on) 74W
アイドル(C1E off) 80W
起動時max 100W

今までC1Eの項目はenableにしたままでチェックしてなかったのだが、試しにオンオフしてみるとアイドルで若干変化があった。
ワットモニターの数値読みでの感じであるが、C1Eオンの場合、CPUがアイドルになった状態でしばらくしてさらに一段電力が下がる。
推測だが、CPU自体ではなくその周辺に関連するのだろう。
HTとか…。 ❓

で、現役のAthlon II X2 Dual-Core 245eと入れ替え。
アイドル(C1E on) 54W
prime95 104W

参考までに違うPCであるが、同じくTDP45Wのこれまた現役のBE-2300。
こちらはC1Eのオンオフ不明であるが…。
アイドル 46W
prime95 86W
起動時max 96W

6100-itxなマザーで、GA-MA78GM-S2Hと同じくグラフィックはオンボード出力なのだが、6100-itxの方が低消費電力な結果となった。
TDPだけでは計れない電力消費があると実感。 😐

<2013.05.01追記>

デュアルコアCPUの性能・機能を実感する C1Eステート、EIST
インテル、AMD関わらずBIOSに関連した電源管理がC1Eということか。
前回の有効無効テストで結構消費電力が違うというのはわかった。

AMDは世代が変わってもCPUのソケットは互換がある。
古いマザーに新世代のCPUを載せてみたらどうか、またその逆は?
ということで、245eをM4A88T-M LEに載せてみた。

上記のお尻酢に当初から変わらず載せているGA-MA78GM-S2H (rev. 1.0) だとアイドル54Wであったものが、M4A88TMだとアイドル47Wとなった。
同じオンボードグラフィックを使用しているが、グラフィックもCPUも世代が違うので何とも言えないが、基本的に性能を犠牲にすることなく省電力性能を主題に考えるならば、k10statで電圧を下げたところでここまで低減しないので、いくら互換性があるとはいえマザーも更新した方が省電力になるということか。

もう一つ旧式マザーをチェック。
TA785GE 128M Ver. 6.0
Athlon 5000+ BEなCPUが載っている。
アイドル 63W
prime95 126W

これに Athlon II X3 445を載せ替え(4コア化)。
アイドル 67W
prime95 161W

最後に、気になったついでにwindows2kなsocketAのPCも消費電力を調べてみた。
確か1.4か1.7だったと記憶している。
nvidia FX5700なAGPを差しているからだろうが、アイドルで90~100Wで推移。
結構な電力である。 😐

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