先日ようやく
Ver.5.3.1.85
↓
Ver.5.3.4.96
に更新した。
取り立てて不満はないし、何より「・x264エンコーダーを更新しました。」という更新内容も気になっていたからだ。
しっかり前後を確認してみたいと思っていたからだ。
で、実時間15分程度の動画をいつもの264なmp4ファイルにエンコ。
12.18(分、秒)
↓
12.56
と数%ほど時間がかかるようになった。
そんなわけで更新当初はまぁこれくらいなら別にいいかって感じだったが…。 😐
phenomなエンコマシンで私の設定の場合、バッチ処理で2個同時までが有用な使い方だったのだが、数%ではないほどの時間がかかるようになってしまった。
感覚的には1.2~1.4倍程度時間が上乗せになった感じか。
128GBのSSDに入れた動画が深夜電力時間帯に終了できていたのが、現在完全に足が出てしまった状況。
で、調べたら、あった。
TVMW 5.3.4.96になってエンコード遅くなりました?
中でも「設定」のところで、1パスと2パスの違いがあるのでは?というところが気になっている。
何せ私も以前のバージョンの設定を覚えていない…。
というか、今更バージョンアップする遅さであるなら、エンコーダ更新がどうだったのか先に調べておくべきだった。 🙄
この記事、先に読んどけば…。
試しに1パスにしてバッチの並列処理を試してみようと思う。
なんだよ、比較用のプロジェクトも動画ももう消しちゃったよぉ…。 👿
<2013.06.08追記>
設定を1パスにしても変化なし。
そもそもエンコードで1パスを指定していたので、まぁ当然と言えば当然か。
友人の方(同じエンコ設定)でも試してもらったが同じエンコード時間という結果。
となれば、うちのエンコ設定の場合だとエンコーダーの更新自体の方が結果に関連あるということだ。
CPU負荷率に注視していると、以前は100%張り付きだったのが、80~90のあたりをふらついている。
バッチ処理で2個並列の場合もやはり100%だったものが、100弱くらいになっており、さらに23.976fpsなもの二つ同時エンコの場合に至っては何故だか80%前後の使用率。
以前なら100%張り付きだったが…。
仕方ないので現在は同時処理数を2→3に変更している。
今のところこれで以前と同じ時間で終わっている様子っぽい…。
ただし、正確な比較ではないので自信なし。 😥
プロジェクトを継承できない(更新履歴に記載)はずなので、ダウングレードしてエンコ時間チェック(プロジェクト保存)してから、アップグレードしてまたチェックという手間を惜しまなければ試せるが、しばらくは現状を静観しようと思う。
<2013.07.17追記>
現在の最新verが5.4.0.100。
割と短いスパンで出てきたので、対処されたのかもと思いリリース直後にテストした。
それの記録。
5.4.0.100
5.3.4.96
5.3.1.85
同じハードウェア構成で、同じファイルを同じ設定でベンチ。
CPUはいずれもほぼ100%。
変換元ファイルはTSファイルで、カット編集後の時間がうろ覚えで確かではないのだが、5分ジャストのもの。
以下pegasys更新履歴より
><不具合修正>
>・Ver.5.3.3.95以降でインタレース解除やリサイズ、または時間軸映像ノイズ除去が使用されている場合に出力速度が低下する問題を修正しました。
エンコ設定で「必要な場合インタレース解除」を有効にしているので、これが影響したものと思われる。
100はむしろ以前より早く終わっている。(ただし、マスターが短いためにこれが確証とも言えないなぁ)
上記結果から、現在は100で稼働中。 😉
ちなみに…、
以下pegasys更新履歴より
><機能更新>
>・TSファイル詳細読み込み時に、異なる音声チャンネルモードが混在している DolbyDigital 音声のデータを認識するようにしました。
以前までのverでは同じTSファイル内であるにも関わらず、5.1chの時に数コマほど2chになる現象にたびたび見舞われたが、手元にファイルがないので対処されたか不明。
そのまま結合して5.1chとして出力するとつなぎ部分で数コマぶっ飛ばされるので、仕方なく今まではTSを6chとして扱うことで回避していたが、もし改善されたのならうれしい。
<2013.07.31追記>
残念ながら、相変わらず異なるコンテンツと判断されることが多いようだ。 🙁