WHS2011なPCをD525MWからceleron G1610Tへ変更して、拡張性が向上したのは歓迎であるのだが、消費電力も増大したのならがっかりである。
で、実際に丸一日ワットモニターで電力をモニタリングしておけば普段使いでどれほどの違いがあるか一目瞭然。
ハード構成
HDD 2台
電源 シュワルツバーグノーマル(80plus bronze)
HDD電源オンオフ(スリープ)はHDDに良くないだろうという判断であるので、常時稼働。
もちろんWHS2011自体、常時稼働であるのでPCも常にオン。
atom D525MW
24時間 0.85kW
G1610T
24時間 0.88kW
アトムの時よりも0.03kW電力消費が増えた。
仮に、1ヶ月最も高い料金で使ったとして計算すると、約30円/月増えることになる。
これなら誤差の範囲である。 😉
ちなみに、テレビに内蔵のHDD(確かサムスンの3.5inch-500GB)はもう5年くらい使い続けているが、視聴に問題はでていない。
日に何回もオンオフを繰り返して使う、ハードな使い方をしているにも関わらずである。
そんなわけで、HDD2台の内1台を20分でスリープになるようにしてみた。
データドライブ(NAS的)なら使うときだけでいい。
電源オプションでHDD休止を設定し、データディスクの方だけCrystalDiskInfoで自動更新対象からはずしておく。
G1610T & HDD sleep
24時間 0.83kW
HDD常時オンなアトムよりも消費電力量を抑えられた。 🙂
これならさらに動画保存用にHDD接続を増やしても、つまりはNASのように使っても消費電力を抑えられそうである。
システムディスクの方は、クライアントバックアップとTV録画データを集めるtemp倉庫にしているのだが、録画データの方が24時間頻繁に不定期でアクセスするのでオフには設定しない予定。
あと、ついでに性能向上でどこまでトランスコードができるようになったか試してみたが、相変わらず大きなサイズのmp4はREGZAで視聴不可だった。
ただし、小さいmp4(クオーターHDで1.5Mbps程度)は大変絵が汚いものの見ることはできた。
ビットレートは相当に落とされているものと思われる。
まぁ、それでもアトムの時よりはパワーは上がっているようだ。
やはりきれいな絵を望むならcore i7クラスが必要なのかも知れない。