UPS CP550の末路

cyberpower CP550をWHSマシンに使用している。
いや、していた。
つい数週間前まで。

無停電電源装置という名の機器なのに、接続したPC全てが稼働を止めていた。
これはおかしい。
100v電源切断の形跡がないのに。
それにバックアップするコンセントに接続したPCのみが止まっている。
起動してみたら予期しないシャットダウンの表示。
サーバだけは添付ソフトウェアにより自動シャットダウンにしていたのに、これも同様。

電源を入れてもすぐにまた電源が落ちる。
何度か試して落ちない場合でも、ビープ音が3秒ごとに鳴り続ける状態。
バッテリーチェックの音らしい。

まずは内蔵バッテリーのチェック。
volt
(下の電圧は新品のもの)
10Vしかないのはおかしい。

まずバッテリーを交換してみよう。
でも調べてみたらUPS本体よりも高いじゃあないか…。
搭載バッテリー
NP7-12L。
しかしL付きの製品は見あたらない。

ま、Lが端子の向きだと推測して、画像で見てみたがL無しも同等らしい。
正規品は高いので互換品を1/4の価格で手に入れた。
バッテリー

今度は正常に電源が入る。
ビープ音は正常に止まり、バックアップ電源も稼働した。
これなら問題ないか。
しかし、もうこれで大丈夫だろうと安心しかけた頃(約一週間)、やはりまたしても勝手に電源が…。

バッテリー電圧を調べるとまたまた10Vに。
ならば、これは本体の問題か。
分解分解。
買い換えるにしても高くないから、腹は痛まない。
基盤の焼け
基盤の一部が焼け取るじゃあないか。

基盤のパターンが剥離してしまい、配線し直すことも考えたのだが一度焼けたものは信頼性がない。
修理は諦めた。
バックアップ辺りの基盤をごっそり切り捨て、全てのコンセントをサージ付きに配線し直し、今ではただでかいだけの電源となりはてた。
なんじゃこりゃ。

調べてみても似た事例は見あたらなかったし、たまたまかもしれないが、不意に電源が落ちないように導入した機械自体により落ちるなんて本末転倒。
次は別のメーカーのものにしてみるか。

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