ショートでグラボもクラッシュ

マザーとHDDとSSDが完璧に逝き、電源とグラボが継続使用するのはグレーと判断した、前件事故。

グラボは使えるかと期待して、マザーをGA-H170M-D3H (rev. 1.0)に更新して、危ういグラボをシングルディスプレイ出力で使用してみた。
これは問題なし。
しかし、マルチモニタに慣れた体にシングルは辛く、一気に元の4画面化へ。(どの出力がエラーなのかは検証せず)
するとウィンドウズ起動までは動作するが、アイドル中に何の前触れもなく全画面がブラックアウト。
信号すらも出力されないようで、画面がどれもアイドル(省電力)モードに。
OSは稼働したままだが、操作ができないので当然強制リセットしかない。
画面の接続手段(ディスプレイポートやHDMIなどコード類)は従前のままであるので、やはりグラボの問題のよう。

外す、か。

さて、ソケットが違うので当然CPUも更新し、i3 3225 → i3 6100へ。
インテル内蔵グラフィックだと3画面が最大なのはマザー更新前と相も変わらずらしいし、グラフィック描画にパワーを使うと処理に平行して視聴している動画再生がコマ送りになる。
何より解像度最大のモニターがディスプレイポートしか接続方法がなく、殊更このマザーにはそれがないし、今更D-SUB出力って…。
S/PDIF出力が無いのも、ディスプレイポートがないもの、検証不足なまま急ぎで買ってしまった自業自得なことといえばそれまでなのだが…。

やはりgeforceを更新するしかない環境に落胆。
今回の件は確実に大事故…。
どれほどの出費か…。
大まかな金額で、マザー(1万)、CPU(1万)、メモリ(7千)、電源(5千)、グラボ(2.5万)、HDD(7千)
SSDまでは手が出せなかった。

geforce 660 → 1060(3G) に世代交代。
接続手段は以前と変わらず、4画面出力が容易に完成。
クラッシュ前にあった、デスクトップ画面が崩壊する件や、解像度が変更されてしまう件など、完璧に改善。(おそらくマルチディスプレイ特有の現象かと推測)
ついでに、以前はスリープ復帰でモニター付属のUSBハブがプラグイン、プラグアウトをしてしまう動作(そのシステム音がするので…)を見せていた一部モニターも、今では常時接続状態を維持できている。
OSはwhs2011のリストアにより以前のまま回復できたので、古いグラボでw10のマルチディスプレイをするにはドライバかハード自体が時代遅れなのかもしれない。
もっとも、事故前からグラボが壊れかけていた、という可能性自体を排除できないけど。

最後に。
予定外にハードの更新をしてしまったのだが、やはり機能性能の向上を肌に感じられるほどでなく、事故が起こらなければおそらくはあと数年は使ったに違いない。
何かもったいないような気がしてならないのは、バックアップしていなかった一部の消失したデータにだけ感じてしまうのではないな、これ。

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