こんごうの改装

トランペッターのプラモデル、海上自衛隊護衛艦 イージス艦こんごう。
部屋の片隅の目にすることのない辺境に適当に置かれ、埃を被っていたこれを、どうせなら飾ってしまおう。
しかも、「改造トイラジからきちんとした2.4GHzのラジコンへ変更」プロジェクト第3弾。
改修自体は間にslava class 055が入っているので、4弾ということになるか。

当初がこちら。

トイラジの基盤を切り刻んでいるのはslava classと同じだが、排水量に余裕があるので鉛を溶かしてちぎって入れている。
昔の動画を見てもラジコンと言っても遜色ないのだが、ラダーがやはりオンオフの両極端だとクイックすぎて舟の傾きが不自然なのが唯一の不満。

ちなみにトイラジはもともと乾電池4本の6V仕様。
これをli-po2セル7.2V対応にするため三端子レギュレータにより降圧し、念のためラジエターのように銅板で船底にて直接水に放熱する構造は全てのトイラジ船共通で、slava classにはレーダー回転モーター用にして生かし続けている。
こんごうでも何かの役に立つか?今のところ予定はないが、乗せたままにしている。

さて、残りのパーツを付けて塗装で、一気に完成。

水貼りデカールも貼って、雰囲気は出た。
剥がれ防止のため、完成した舟にはつや消しクリアを吹いているのだが、こんごうはデカール自体が多く、しかもやけに剥がれやすかった(T_T
動画でも確認できるのだが、その保護用のクリアが乾燥時に縮むのだろう、デカールのちょっとした剥がれが大きな反りにかわり、めくれ上がる自体に。
なので必ず保護クリアを吹くのならデカールは、ソフターとか水溶きボンドやのりで接着を密にしてからである、というのがデカール貼りの教訓。
しかしもうこれほど多くのデカールは改修残りの舟には無いようなので、生かせることはないかも知れないが…。

塗装はこれがまた、一番困った。

指示がよくわからん…orz
昔塗った色がどの色なのか、しかもヘリ甲板周辺は色を変えてあるし。

色がわからんぞぉ。
おかげでマスト上部と基部で色が異なるでわないかあ。
アメリカイージス艦の色でも使ったのだろうか、色あわせができず。
仕方ないので、クレオス31(ダークグレー1)をぼかしながら吹かした。
以前の色は青みがかっていたが、今度はやや緑がかっているようだ。
グラデーションになって、まぁ悪くない雰囲気である。

あと、やはり予想通りというか、先端の錨は補強していたのにも関わらず、ぽっきり取れた。
ラジコンするなら、やっぱり付けるべきではなかったな。

とにかく完成したので、良しとしよう。
現在、slava classの隣でこんごうも並んで飾ってある。

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