タイコンデロガ級

タイコンデロガクラスのネームシップ。
現在は、すでに退役しているそう。

当時購入してから全く手を付けていないまま放置プレイ。
なのに何故今なのか?
これはミサイル発射シーンをやってみたくなったから。(直球)

mini hobby modelsという中華メーカーらしく、トランペッター傘下らしいのだが、対して造りが大変粗雑。
覚えていないが、他の中国の駆逐艦と一緒に買ったはずだが実際かなり安かったはず。(¥1000-2000程度かな)
なので仕方ないのだが、ディテールが荒く、そもそもパーツの組み合わせが一筋縄ではいかない。
おそらくはプラモ初心者にとってハードルが高すぎるかと。
現在もそうではないのかもしれないが、これは「copyright2007」の表記があって、おそらく購入時は最新のものか。
まぁ、そもそも中国でコピーライト表記が通用しているのか不明であるが…。

先ほどの組み立ての例を挙げよう。
顕著だったのがヘリ格納庫の辺りで、これはもはや正解がどうなのかわからない。
隙間が空いていて、どこに合わせたら良いのやら…。
パテ必須である。
色指定も中国語表記で若干わからないところもあるが(漢字なのでだいたいわかる)、色見本、というか、説明書自体がモノクロなのはいただけない。
なので、実物の写真を参考にいろ塗り。

しかもモータライズがデフォルトで可能で、電池ボックスとモーター、ギヤボックスが付属している。
そのギヤにヒビが入っていたので交換する必要があったのだが、これは保管期間が随分とあったから問題外としておこう。
それで安いのだから、ま、ここまでは良しとしよう。
しかし、モータライズの件、重心を取ってみるとトップヘビーで浮かせることが全くできない。
実際の艦船がトップヘビーらしいので、忠実な再現と言えなくもないが、良くもこれで販売されているものであると感心する。
スラヴァクラスもバランス悪かったが、船内に重心位置を持ってこれたので良いが、これは重心が完全に外。
上部構造をくりぬいて、一番厚くて重いだろう見えない甲板部分もくりぬいて、12gの軽量化を図るも焼け石に水。
動画内では映っていないが船底から約5センチ程度下方に40g前後の鉛を付けている。
ヨットのイメージに近いかな。
おかげで喫水ラインから随分と下がってしまう。
喫水を上げるなら鉛の場所にバッテリーや受信機など、放り込められるものがあれば前部入れるくらいの熱意、勢いが必要。
それでも重心のバランスを取るのは苦労するだろうが。
で、いつもの深度ならたぶんNGだったろうが、季節的に引水の時期らしく、水深がかなり深いおかげで撮影できたのは裏話。

さて、今度はVLS部分。
サリバンズだかのVLSをコピーして張り付けた。
ぺらぺらなコピーなので本来なら立ち上がり部分の隙間をパテで完璧に仕上げる必要があるのだが、もしかしたら発煙筒を増強するかも知れないので剥がせるようにしておく。(言い訳…^^;)
実船はベースライン0で、退役していて、しかもVLSではない(多分…)。
なのでタイトルは「改」付属。
創造艦。

ミサイル発射の部分。
発煙筒は一本のみで、滞留煙がすぐに上昇して実際の雰囲気にはほど遠いのはやや不満。
これ、発射はマイクロサーボとマイクロスイッチで制御。
PICで制御した方が軽量化できるだろうし、複数の筒を搭載するなら選択肢はもうそれしかないと思うのだが、多分もう増設はしないと思われる。

どうしても船のラジコンとなると、艦船が多くなってしまうが、個人的には貨物船も、タンカーも、タグボートも、潜水艦も、漁船すら興味の対象となる。
前回のこんごうの動画内でも述べたが、船の作る波自体が好きなので。^^)
空も海も一定ではないところが魅力なんだと思う。

最後に、本件の動画を。

コメントを残す