バッテリーパック分解

HPのDV4だったか、バッテリーが終了してとても不便になり、純正が高価だったため互換バッテリーを購入した。
もう何年も前の話。
純正は数年持ったが、互換バッテリーは数ヶ月で終了。
もうええわ、とほったらかしだった。

久しぶりに使ってみるかと持ち出すものの、ノートパソコンなのに有線でないと動かないなんてデスクトップと変わらないじゃないかと憤る。
おそらく12V バッテリーで駆動できるに違いないと当て推量。
この互換バッテリーを単なるコネクタ代わりにしてしまおうと画策した。
先に結果を言ってしまうと、どれがどの端子なのかわからなかったため、タダのバッテリー分解案件となったわけだ。


分解できないように接着してあるようだ。


3.7Vのリチウムとして3セル、か。


接合面をぐるっと一周(コネクタ部分を除く)に切れ込みを入れるとこんな感じ。


電圧チェックすると、2.4Vと2.3Vとあまりばらつきは見られないものの、一番端の並列セルはは電圧が出ない。
配線をたどると、12Vと8Vと4Vと印刷されていて、きちんと充電はバランス化されているみたい。
まぁ、リチウムなんで当たり前か。
にも関わらず死んでいるということは、そもそもの素性の良くないバッテリーセルが使用されていたものと推測される。


温度センサーらしきものが付けられているし、IC基板はしっかり独立して作られている。
再生品なのかもしれないが、バッテリーセルはやはり純正の選別された物が結局は長持ちする、というのが経験則。

で、それはおいといて、問題の11.1V(12V)を印加する端子がわからない。
テスターを当ててみても、シルク印刷を眺めてみても、電圧が検知できるのは順当に両サイド2本ずつの計4端子。
とはいえ、それでも検出されるのが1V弱程度と、何故そうなるのかが推測できない。

せめて充電でもできれば良いのだろうが、完全に死んでいるセルがあって、充電できるとは思えない。
逆に、充電できてしまうのはもっと問題だが。
そんなわけで行き詰まった。

これはちょっと保留の案件にしておこうと思う。

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