windows8非対応?のハブ

友人から動作確認のために借り受けたUSB3.0ハブ。
エレコムということで、前件のハードディスクケースといい、すでに私とは個人的な相性問題(?)を抱えている雰囲気満載である。 😉

U3H-S410BBKというハブである。
以前はwindows7で使用してきて、windows8にアップグレード後に使えなくなったらしい。
友人が動作確認したPC全てがwindows8(64bit)のようであり、全てUSB2.0接続となってしまうそうだ。
7で良いのに8だとだめなんてそんな馬鹿な、という話なのだが、自分のPC(windows8 32bit)で試すもUSB3.0では動作せず、2.0のまま。
crystaldiskmarkで接続したHDDの転送速度を測ると30MB/s前後。
別のPC(64bit)でも同じ結果。

デバイスを確認すると、ハブ接続後に増えたのは一つ。
Superspeed USB Hub (Non Functional)となっている。
USB に関する FAQ: 初級レベル
>なぜ私の SuperSpeed USB デバイスは同等の高速 USB デバイスより速くないのですか。

上記がwindows8に対しても有効な解説であるのか不明であるが、ファームアップすれば使えるかも知れないようだ。
実際、windows7 64bitでは問題なく3.0接続で120MB/sオーバーの転送速度(HDD)をcrystaldiskmarkで確認した。
すでにxpなマシンがないのでわからないが、たぶん8だと駄目なのは間違いなさそうだ。

erecom-1
対応確認すると○となっている。
もしかしてタイミング悪く故障なのか? ❓

<2013.02.10追記>

サポートから返事をもらったようなので実践してみた。
通常windows7で使えていたのでwindows8でも問題なく使えるはず、とのことらしいが、まぁそれは私もハブの所有者も同意見である。
しかし、実際にはUSB3.0とは認識しない。
で、サポートが言うには、ルートハブの電源設定で省電力に関する項目をオフにチェックしてみてくれとのこと。

デバイスマネージャーから各USB root hubの「電源の管理」でチェックを外してみたが変化なし。
まぁ、私怨であるがLHR-EGU3Fでの件もあるし、これ以上は望むべくも無し。
ということで、サポートからの返事待ちの間に独自で調べていたファームアップを試すことに。

発売日以前からあるUSB3.0チップでハブに内蔵されている可能性のあるもので、かつファームウェアの更新が可能なチップを調べていた。
チップ名が公開されているわけで無し、手当たり次第で適合を調べる力業であるが、その最初であるVIA VL810をチェック。
Usb3HubFWUpgrade_Setup_V0.41_VL810_0960.zipなるものをインストールしてアップデートしてみたら、いきなり反応した。
試しに抜いた状態でデバイスを探したら「無い」ようだし、差せば「…/0810」と表示されるし。 😉

V/PID = 2109/0810 FW version = V7.37
usb3-1

これが、たぶん9.3?になった。
usb3-2

差し直したら、Non Functionalが無くなって、汎用superspeedUSBハブなるものが現出。
既出のHDDでUSB3.0ハブ経由で120MB/sオーバーを確認した。
usb3-3

これでwindows8でも使い続けられる。 😳
なお、U3H-S410BBK全てが同じ仕様である可能性はないなどその他事項も考えられるので、この記事に責任は持ちません。

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