LHR-EGU3Fの不具合

挙動がおかしくなってきたLHR-EGU3F。
ACアダプターを入れてもスピンアップしたまま止まらず、スタンバイ状態に移行しない。
この状態だとUSBコネクターをPCに接続しても全く反応無し。
本体がおかしいのだから当然と言えば当然か。
十中八九起動に失敗するようになった。

さらにだんだんひどくなったようで、前記事のWindow8アイコン表示崩壊を招いたのはこいつのせいではないかと疑っている。 😡
マウスオーバーでアイコンが変わっていき、表示が戻らなくなり、デスクトップ背景が黒色一色に。
果ては各モニターにクローン表示される始末。
次はEGU3Fに入れたファイルが認識できない状態に。
削除もプロパティ表示も名前変更も、とにかく何も受け付けないどころか、アクセスする度にエクスプローラがクラッシュ。
WHS2011の自動バックアップがあって本当に良かった。 😉

ST2000DL003との相性問題かと思い、WD10EARSを入れてみたがやはりデスクトップ表示がおかしいし、そもそもスピンが止まらずに起動に失敗する。
稼働を独自に制御(スタンバイ←→スピン)するLHR-EGU3Fそのものがおかしいのだろう。
現在使用を控えているが、他の外付けHDD機器にしてから発症していない。
この外付けHDDの時だけおかしいのである。
ファイルを消せなくなってしまい、chkdskでもエラー無し、結局フォーマットするしか方法がなかった。
kamazoや3335、IOのポータブルHDDなど他の機器は問題がでない。

購入後1年以内なのでサポートで「無償で対応します」と言質はもらったが、発送がこちらもちというのはなんとも…。 😈
鎌蔵が壊れたとき、scytheの修理サポートがとても良かっただけに対比的に失望…。
そもそも割高な0570って…。

<2013.01.25追記>

そういえば、すっかり関連性を忘れてしまっていたが、BSOD終了を経験していた。
数週間前の話、XHCIのエラーによりスリープから復帰失敗。
エンコPCであるasrock 870 extreme3 R2.0とEGU3Fを使っていて、これはどうやらUSB3.0関連のエラーのようなのだが、本当にたまたま、マザーを乗せ替えてから初めてかも知れないがスリープを使用したときのことだった。
確か、この時は以前書いたようにVMW5のプロジェクトの破損はなく、後日無事エンコできた。
だが、怖いので以降EGU3Fを接続してのスリープは使わないようにした。
なので、故障によりBSODに至ったのか、そもそもの不具合なのかは不明である。

<2013.01.30追記>

修理上がりで早速動作チェック。
約一週間で出戻りである。
seagate ST2000DL003はMAL-3335SBKU3で使用中なので、鎌蔵からWD10EARSを移植する。

報告書によると動作不良の確認が取れなかったとのことだが、念のため新品に変更とのこと。
確かにシリアルナンバーは違う。
だが、以前と確実に動作が違う。
これまではこのLHR-EGU3FというのはAC電源接続後スピンが止まってからでないとUSB2.0にせよ3.0にせよ、動作しなかった。
ところがこの個体ではMAL-3335SBKU3と同じように、起動スピン中にUSB接続してもちゃんと認識してくれる。
HDDの駆動を中断することなくスピンしたままなのだ。
というか、これが普通だろうし、そもそも初期不良だったのかもしれない。 😈

画面が破綻するという不具合、推測するにHDDの読み取り不能状態(アクセス試行しっぱなし)で起きるようだ。
つまりは記憶装置が壊れていると「コンピューター」が延々と読み取り状態になって、上記のような不具合につながる。
LHR-EGU3F固有のものではないと思われる。

HDD交換ついでに消費電力をワットモニターでチェック。
起動時ピーク → 14W
スタンバイ時 → 2.1W
アイドル → 4.7W
参考:WD10EARS specifications
スタンバイ 0.7W
アイドル 3.3W

crystaldiskinfoでのsmart温度チェック。
ST2000DL003だとアイドリングでも45℃前後で、冬の軽めの暖房ありで、たまにファンが回る。
読み書き中だとほぼ回りっぱなし(動作音は静かであるが…)。
これがWD10EARSだと読み書き数時間稼働させても最高で44℃止まり。
ファンの動作が実温度なのか、smartからのものなのかわからないが、少なくともWD10EARSではファンが回らなかった。

MD(緑電子)やエレコム、logitecなど昔から使ってきた身としてはあまり考えたくないが、日本企業だからという信頼性はすでに失われて久しいのかも知れない。
一方TEXAのHDDはもう20年くらい前のものであるが、今でも何とか駆動する。
「一年ごときで故障するはずありませんよ」的な意味での1年無償保証ならやはりこの発送者負担のセンドバック方式は信頼を失う。
次からはロジテックやエレコム製品は店頭購入か、故障したらあきらめるようなものだけにしておくことにする。

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