whs2011の入れ直し

年を越した今からすればもう去年のことになっているが、先月12月の師走で忙しい時期にWHS2011の動作が重くなった。
クライアントバックアップに1時間/台も要するようになってしまった。
通常時の約5~6倍の計算か。
ファイルサーバーとしても動きが悪く、SMBで動画再生時にカクつくことが増えて遅延を肌に感じていた。

調べてみるとちょうどwindows updateの当たった12/11辺りからおかしくなったようだ。
各PCのログを見るとクライアントバックアップの時間がそれぞれ増長。
しかしネットで検索しても不具合報告はなく、不具合補正したKBが公開されてむしろリスクは少ないはず。
ただ、時期的にはやはり疑う要素が強く、試しにアップデートをはずしてみることに。

結果は白っぽい。(今更ながらクライアントの方のアップデートを外して試してみるのを忘れていたことに気づく)
動作に変化がない。

次に当たってみたのはHDDの状態。
サーバにはcrystal disk infoを常駐させているのですぐにチェック。
タスクバーのアイコンには異常は見られないが、開いてみると黄色の警報発令中…。
回復不能と保留中のセクタが発生しているではないか。
いつからだろうか。
もちろん可能性が高いのは上記の辺りだが。
全く気づかなかった…。

年の瀬の少ない余暇をつぶし、さらに本年2016年4月にサポートが終了する余命幾ばくもないWHS2011に、再び時間を食われるのは正直嫌気がさしたが、クライアントの自動バックアップの便利さには代えられない。
それにしてもサーバ機の修復がバックアップイメージからしかできないというのは致命的。
バックアップしてないんだもん。
HDDも更新するのがもったいなく、このまま再インストールしてしまうかと、不調を覚悟で強行した。
今のところ調子は良い。

調べてみると、windows10にも対応しているらしいので、サポート終了後もバックアップだけは使い続けるだろう。
誰でもアクセスできるファイルサーバとしてはそれ以後セキュリティが不安なので、バッファローのlinkstationを代用するつもりである。
それにしてもWHS後継がでないというのが一番致命的なのではある。

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