w10ではなくマザーが不調だった>結果

録画PCの調子が絶不調なのは前件既述。
てっきりw10が原因なのかと仮定してこれまで探ってきた。
「回復」してみたり、w7のインストールで64bitから32bitに代えてみたり。

ところが、何をどうしようがどうしてもUSBチューナーを見失う。
TS抜きチューナーの天敵 「低温病」を調べてみた
機種は異なるものの、チューナー自体を疑ってなかったのは目から鱗。
クリスタルの温度による動作範囲はそう極端に狭いわけでなく、関係があるのか判断付かない。

むしろ、これの方が関係あるかと。
3)USBチューナーでスリープ・休止からの復帰後、よくこれらの現象(チューナーのオープンに失敗しました、BSODなど)が起きる。
しかし、ACアダプタを予備品と交換してみたが、見失いは相も変わらず。

今度はマザーのUSB制御を疑う。
マザー基板のUSBを使わない選択肢はどうだろうか?ということで、マザーに唯一あるPCIexに余っていた黒指呼のUSB3.0追加基板を搭載。
Etron EJ168 USB 3.0 Host Controller
上記リンクからドライバーをダウンロードできないというちょっとした問題があった(執筆時もやはりできなかった)が、こちらで対処
紆余曲折あったものの、とにかく完成。
ところが、だ。
こんなに面倒くさいことに遭遇しながら、やはりスリープ後の見失いは解消せず、徒労に終わる…。

もうこうなったら、チューナーを新品、特にUSBではなく内蔵型にしてしまうか。
そうなる一歩手前、退役したマザーを思い出す。
かつて録画PCとして使っていたD525MW。
これ、もうすでに6,7年前のものなんだと感慨深い。
それはさておき。
w7 32bitのまま、マザーのみ変更。

これが成功。
前件の機械制御型電源連動USB遅効タイプ接続器wを使わず、直接マザーのUSBに接続して、問題なし。
録画設定やPC設定は全く変わっていないので、マザーが●ということになる。
かれこれ約二十年自作に携わってきたが、メモリーの相性問題とか、CPUピンが折れるというマザーが直接起因する問題はなく、あると言えば記憶に新しいショートによる破損以外、明確にマザーがおかしくなったことはなかった。
2014年発売だから、経年劣化というには少々早すぎるような気もするが…。
だが、USBチューナーの見失いと同時期に、USBHDD内のQSVエンコが失敗し始めたのも同じ時期。
原因がマザーなら説明が付く。

録画PCは何とかなったので一段落だが、低消費電力でQSVエンコができなくなったのは痛い。
20~30W程度でエンコできるのはありがたい。
何せ、一方のTMPGenc専用のAMDは約10倍の電力消費。
また別の録画PCもintelなのでQSVエンコができるのではあるが、2倍強の消費電力。
ただ、故障断定したマザーでUSB接続はできないものの、ネットワークは問題ないので、これを生かしてLAN経由でエンコする、かなぁ。

もうしばらくじっくり考えたいが、録画PCが復活したのでむしろ時間的かつ容量的余裕がなくなってしまった、というオチ。

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