不良マザーが脱不良か

所有のPCの中では比較的新しいマザーだったこれ。
Q1900B-ITX

Celeron プロセッサー J1900
消費電力量が少なくて、QSVでお手軽にエンコードが可能。
エンコ専用マシンとして重宝していたのに、handbrakeが突然終了する事態が頻発。
ソフトの強制終了だけでなく、OSそのものの意図せぬ再起動やシャットダウンで安定性が保てなく、動作がおかしくなってしまっていた。
PCの作業を他に集約して、これには退役してもらうことにして、しばし。

無くても困らないことに気づいたことはけがの功名であった。
ところが、退役後半年も経たず状況変化。
他のPCに都合が付かなくて退役返上してもらうことになった。
というのも、必要あってサーバPCが必要になったためである。(が、それは別記事で)

以前の事故状況を考察。
エンコPC時、QSVエンコなのでCPU全体の負荷率は過半になることなく、しかしそれだけが原因とも断定もできず、とはいえもしかしたらそれも関係あるのかもしれず、もやもやモヤ…。
ただ、使用目的はプロセッシングの必要の無いデータサーバ、NASが基本使用目的。

ちょっと前まで動かしていたGiada D310だと1037Uでまぁまぁだが、SATAコネクタが少なすぎる。
D525MWも省電力であるしSATAも二つで且つ安定性はピカイチなのだが、そろそろ10年経つ老兵。
ここぞというときは必ず最後に助けになってくれた優秀者だが、折角退役を決めたのだし、ねぇ。
余談だが、よくよく考えると、これがまだ現役で問題ないというのは、ハードソフト両面で革新が起こっていないことの証左、なのかと考えてみたり。

そんなこんなでQ1900!、君に決めた!ってことになったわけだ。
WD Green WDS120G2G0Aをシステムディスクにして、安定性チェック。
電源はこちらも退役になったayakaze300を使って、久しぶりのワットモニターで消費電力量チェック。
起動時の突入電力で30W弱。
アイドルで20W弱。

意図しないシャットダウンや再起動をすることなく数日様子見で、問題なし。
安定性は問題ない様子。
そこで今度はこちらも宙に浮いた電源DC120W D3に変更して、電力量チェック。

突入で26W程度、アイドルで14W。
データ用HDD 4TB 1台追加して再計測、起動放置後アイドル時計測で…
20W → 16W
14Wというのは優秀である。

とはいえ、まだ警戒はしている。
今のところマザーは大丈夫だが、原因はわかっていないので要経過観察ではある。
うーん、電源が悪かったのかなぁ。

今更こんなのセッティングする人なんかいないだろうから備忘録になるだろう。
ちなみに、調べてみたらやはり似たような構成で似たような数字になっている模様。
Celeron J1900でACアダプタ電源の録画サーバ用PCを作成しました

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