Windows10でハード載せ替え

これまでもいろいろと一悶着合ったwindowsのハード更新。
今回久しぶりにそれをやる羽目になって、その面倒くささを思い出した。
どんな話かっていうと…。

前件のデータサーバ用のwindows10。
ちょっと前までatomで録画サーバとして、windows7で常用していた。
以前windows10に一度アップグレードしておいたのだが、勝手な更新をされると録画PCとしては不合格なわけで。
当時調べたが結局再起動の抑制ができなかったため、win7へ戻しておいた。
ま、その時に一旦ハードを登録しておいたので、今回、前ハードのままでwindows10にて容易にアクティベーションができたわけであるが。(これは当時そのような記事を見て予防的にしておいたことでもある)

使用してきた十年以上前のHD502IJ (500GB SATA300 7200)が不良セクタが割と多く信頼性がいまいちで、それを最新SSDにリプレース。

不良HDDからデータ移動ができず、コピーもchkdskもだめで、データのサルベージは諦めた。
何と言ってもHDDに入っているのは使わなくなった録画ソフトの類だから、まぁ後悔はないわけである。
ただ、そうなるとクローンでシステムディスクが作れないこと確定、がっかり。
仕方ないので、SSDにwindows10を新規にクリーンインストール。
これだとさすがにダメなのかと思ったが、当然のごとくアクティベーションが通ったので、ハード的にはマザーを継続して認識している(他に接続できる部品がない)、ということだろう。

ここで、今回のハード更新の核心的要因の登場。
データバックアップはWHSを使用してきたが、現在あるバックアップのうちwindows10がほとんどで、win7が一台のみという構成。
以前、win10はリストアできなかったので、システムのイメージバックアップだけは別のHDDに取っておいて、データはWHSの自動バックアップに任せるというなんとも今一な利用環境。
お陰様でいつぞやのメインPCの大クラッシュでハードはさんざんだったものの、いくつもの貴重なデータだけは何とかなったのである。
WHSには本当に、本当に何度も助けてもらった。(それなのに後継がでないとは…)
さらに、もうじきwin7のサポート終了、2008 R2も同時期なのでこれはもう本気で考えないといけない。
そこで、導入予定のバックアップがきちんと期待したとおりにリストアできるかどうか検証をしておかないといけないのである。

Macrium Reflect Free Edition
Macrium Reflect 7 Free Edition
WHS2011とかその後継とか、もはやMSですらないので、これはもうネットの情報うんぬんではなく、自分の環境で実際に試すしかないのである。
そのための生け贄、いや生きて帰るので言葉違いか、実験機、検証機、なのである。

biostar H110M-BTC
これに使えるメモリーは持っていないので、DDR4も購入。
てか、このマザーめっちゃ安い。
新品3000円もしないなんて。
メモリーの方がお高いなんて、どうなってんの?
残るCPU枠はマザーの故障であぶれたcore i3-6100を使用。
システムディスクは上述SSDを使用。

部品交換の内容的にはSSDのお引っ越しなわけだ。
ところが、ここからが一悶着。
以前しでかしたのに、すっかり忘れていたのだ。
Microsoftアカウント、その存在を。
Windows 10 バージョン1607以降ではMicrosoftアカウントでの運用が実質必須に、ライセンス認証の問題

一旦旧ハードでMicrosoftアカウントでサインインし、確かにライセンス認証が通ったことを確認。
再度新ハードでネット接続可能な状態でライセンスを見てみると、認証が外れる。
「トラブルシューティング」から認証へつながるはずのウィンドウでもエラー(サーバエラーだから時間をおいて試したら的なやつ)で終了。
何で?
最後のレスキューになる電話認証も出てこないでわないか。
Windows10でライセンスの電話認証をする

うちでは、
「slui.exe 4」
コマンドが反応しない。
それはもう全く、コマンドなんか見てませんよ的に…。
プロダクトIDの確認ができるその他コマンドにも反応無し。
正確に言えば、IDの表示されるべき位置が空欄のままなのである。
…。
困った。

OSの再インストールしかないか、とそのパッケージを手に取った時に思い出した。

そういえば、これは元々windows7 home premium の三台までアップグレード可能な family pack なのだった。
もしかしたらそれが原因なのかも知れない。

原因はともかく、これだと困る。
バックアップができる検証に使えるとかじゃなくて困るのである。

ここで上述のバックアップを試してみる気になった。
何故だか。
ともかく、旧ハードの時点でfull backup2回と増分backupの一回を行い、リストアDVDを作成していたのである。
試さない手はない、どうせ尽くす手はないのであるから。
DVDから起動、windows PEが起動し、macriumの操作画面へ。
バックアップの場所をLAN上のテスト中のNASに指定し、保存していた増分バックアップからリストア。
増分バックアップを取る時間もかなり短いのだが、リストアもたいそう早い。

ドキドキの再起動。
その後、何故だかライセンス認証が通っていることを確認。
数日ネットに接続状態で確認するも、やはり通っている。
何故うまくいったのか?
論理的思考の末の理論をたぐり寄せられない…。
が、確かにライセンス認証はいけている。

そして、これを書いている現時点で新たな参照先を見つけた。
WIndows10 ライセンス認証ができない ?!
こちらは今では試しようがないので、次回試してみようかと考えている。
こんな簡単なのでいけるならラッキーである。
が、この備忘録を書いたこと自体、きっと忘れていること請け合いなのである(実績有り)。
おふぅorz

コメントを残す