HDDがまた…

何故か不具合って重なってしまうようで、前件の直後の出来事。
WHS引退で新しく立てたサーバ、それで使っていたHDDが不良クラスタ大量生産で一切のI/Oができなくなった。
完全なる破損である。
HDDの発熱がものすごかったので、もしかしたら物理的な接触が内部で起きていた可能性がある。

このHDD、USBのHDDケースに入れて動画保存用にしていた。
なので希にしか動かすことのないものだった。
それを今回、半年くらい前にサーバに抜擢。
この時点ですでに6年前のHDD。

サーバには他に、WHSでずっっと使ってきたHDDが一緒に乗っていて、それが五万時間。(crystal disk infoのよる)
今回のHDDは五千時間と、1/10。
運用時間と故障率の相関関係は相似ではないというのは本当のようだ。(どっかで聞いた)

さて、今回のHDDは完全沈黙の約三日前からcrystaldiskinfoにて不良セクタ増加「注意」を目にしていた。
WHSで使っていたHDDにも不良クラスタはあるが、生の値で8。
それとは比較にならないほど(千の位まであった希ガス)の不良を生んでいた。
そしてそれは二日目にさらに大量に増加、置き換え不良も乗じて大量増加。
三日目にようやくデータのレスキューを試みたが時すでに遅し。
とうとうドライブレターの表示のみを残し、容量表示など、その他プロパティを開くこともできなくなった。

どのPCも基本的にcrystal disk infoを入れて常駐している。
それはこういう事態に際してデータをレスキューできるようにするためである。
にもかかわらず失敗してしまったのは完全に自分の落ち度。
あー、役に立たないですなぁ、痛い経験。
大量ストックの音楽データが丸ごと消えた、あーぁ。

で、代わりに新しくHDDを入れたわけだが、これもまた同じくUSBなHDDで使ってきたもの。
しかも一年先輩である。
回転数が7600なので、転送速度は確実に速くなっている。
だがしかし…。

思い起こしてみれば、これまでの経験では3.5inchより2.5inchの方が故障が少ない。
所有する絶対数が少ないので確信しているわけではないがまぁいい。
次回新調するときは2.5にしよう。

HDD故障率のメーカー・モデル別統計データ2018年版、故障率が最も高かったのは?

東芝製HDDの故障率はゼロ、2019年第1四半期Backblaze調査

<2016/10/02追記>
5400rpmだったとばかり思っていたが、どうやら新旧両方7200rpmだった。
転送速度の違いは使用済みデータ容量による外内周の違いと思われる。


故障前のCDI。
この数字を見た時点で、いの一番スクショを取るんじゃなくてバックアップを取っておく、これが教訓。

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