Reflex xtr ロースペックマシン動作ベンチ

京商[kyosho]から発売されていたreflex xtrを使っていたことがある。

下記がその商品。(京商HPを参照)

http://www.kyosho.com/jpn/products/rc/detail.html?product_id=100401

ちなみに最新のvista対応版ではない。

ビスタ対応では動作が重いらしく、USB接続用の端子からして異なっているそうだ。

それら差異の詳細は他HPを検索参照していただくとして、本稿ではどれだけの低スペックマシンでリフレックスが動作するかを確認してみたい。

というのも、現在はek2-0905aというUSBプロポコントローラ付きで数千円で買えてしまうシミュレータがあり、しかもソフト自体が軽やかに動作するので快適。

ただ、描写や操作感、挙動のリアルさでは不満があり、ヘリの飛行にその最たるところを感じているので、もっぱら飛行機のみで楽しんでいる。

そんな0905aであるため、リフレックスが妙に恋しくもあるのである。

そしてふと疑問に思った。

趣味娯楽として耐えうる十分な動作(フレームレートで30以上かな?)がどれほどなのか、ひいてはパソコンのスペックがどれほどであれば使えるのかを考えてみようと…。

まずは、検証対象のマシンをピックアップ。

使用に耐えうるという条件なのでロースペックなマシンをチョイス。

athlon xp 1.7GHz (socketA)

VIA KM400A motherboard

768MB DDR266 memory

AGPx8 (pick up,different 3 cards)

リフレックスのソフトは今手元にないのでデモを動かすことにする。(下記サイトHP)

http://www.reflex-sim.de/reflex-sim/shop/catalog/

インストールした直後の状態(デフォルト)で、ウィンドウサイズを1280×1024程度に広げた状態をベースとする。

使用するデモはヘリコプターの[ADAC]、電動飛行機の[Indoor3D]の二つ。

1.radeon 9200

まずは、グラフィックボードRadeon 9200をAGPに搭載してテスト。

フレームレートはウィンドウ右下にでてくるのだが、それを確認すると15-28fpsの間でふらついていて、一定でない。

ヘリの挙動は割とスムーズだが、視点移動時に背景を描写する際映像のコマ落ちがあるのでやや見づらい。

操作時もたぶんストレスがたまるのではないだろうか。

しかも、ヘリの影がやけにちらついていて鬱陶しい。

2.GeForce FX5700

次に、GeForce FX5700をAGPに搭載してみる。


frames per second 30をほぼ一定にして動作。

このレートなら比較的前のめりに楽しめると思う。

なにより、これなら描写速度が一定であるので操作しやすいのではないだろうか。

3.GeForce 6200A

最後にGeForce 6200Aを搭載してみる。

これはだめだ。

動画でもはっきりわかるくらいコマ落ちしているし、フレームレートは12-28の間をすごい落差でいったりきたりしている。

瞬間的なレートは12以下だろう。

まるでダムの決壊に数秒ごとに襲われているような、そんな勢いがある。

あるいは、勝手にワープホールに突入して出現を繰り返しているのかもしれない。

これはまったく楽しめない。

以上のように検討するに、FX5700以上の性能を持つグラフィックカードであれば、いい感じに操縦を楽しめるのではないだろうか。

ただ、経験しての情報だが、機種によっては非常に重くなる機種(飛行機で試した)があって、それを飛ばすと極端にフレームレートが悪化した。

先ほどのドイツ(たぶん)のサイトでは機種や飛行場が無料でダウンロード(登録が必要)できるのだが、そのなかで例えばカンタス航空の旅客機(失念した、間違っていたらごめん)なんかはパワー不足を感じた。

他にも大きな機体で同じようになったので、機体のレンダリングにCPUパワーが必要なのかもしれない。

なので、中途半端にAGPのグラフィックカードのみをアップグレードして中途半端にお金を支出してしまうのなら、一式新品にしてしまった方がいい。

例えば比較的新しいマシンだが、athlon x2 で GeForce8600GT を搭載したマシンだとfpsの数字は60に張り付いたまま。

快適この上なし。

最後に、全く同じ条件のパソコンでも結果は異なると思われるので、あくまで参考程度に考えていただきたい。

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