atomでの32bitと64bitの違い

vistaがサポート終了が近いので、仕方なく余っていた7 home premiumに入れ替えた。

ハードディスクアクセスが頻繁で、主体であるはずのソフトウェア操作自体に悪影響があるため、これまでビスタは敬遠してきた。
余計なサービスの終了によりその操作性は改善されるらしいが、何よりビスタに対する「良いものではない」という認識が凝り固まってしまっていたからだ。
ビスタ自体初出の際、所有のハードがまだマルチコアではない程度に古かったためとても重い動作だった記憶が今も印象深い。

ところが半年ほど前にintel D525MWに試しに入れてみて、大して力のいらないソフトしか入っていないこともあり、意外にも動作に不満はなかった。
ハードディスクアクセスはやはり変わらずガリガリいっているが、現状、アップグレードに取られる時間が惜しいので、むしろ不満がないからこのまま使い続けたかったくらいである。
しかし、サーバをハブのようにして広がってつながっているため、サポート終了後は不安。
スタンドアローンは使用上不可能なため、試しに入れ替えてみた。

話はそれるが、このwindows7 home premiumであるが、登場時に設定のあったファミリーパックである。
3台アップグレード可能となっている。
つい半年前まではxpが主役だったほどで、結局使うPC(機会)は1台だけだった。
その1台とはノートブックで、ビスタから7へアップグレードしたが、これは正解で、動きがすこぶる良くなった。
しかもSSDなので、デスクトップ並みに動きがよい。
ノートにSSDは必携である。
あるいはもっと軽いXPをインストールすれば良いのかもしれないが、ともかく寿命からいってもxpはビスタよりもサポートが長い。
結局7にすることになるのなら、もったいぶってビスタなんか入れるんじゃなかった…。 🙁

さて、そんなわけで入れ替えであるが、インストール済みソフトが正常に動作することが要件。
しかしこればかりはやってみないとわからないので、早速7 32bitへアップグレード。
32bitならアップグレードで済むから楽ちんと思っていたのだが、インストール後ソフトが起動失敗。
ドライバ関係だったのだろうか、今ではもう覚えていない。
それにだめならatomで64bitを試す良い機会だというのも手伝って、原因究明と対策を早々に放り出した。

ソフトは再インストール&再セットアップを覚悟で、64bitをプロダクトキー無しでクリーンインストール。
whsにビスタの時の最終バックアップが残っているのでフォーマットに気後れもない。
アップグレードなので、今インストールした7からさらにアップグレードをしてやる。
こちらは1からソフトをインストールしなおしたので、動作も問題なし。

で、操作感を比較してみるのだが、32bitの方がサクサク動く感じ。(あくまで私の受けた印象)
64bitは同じ操作でもワンテンポ遅れる感じがする。
例えば、ソフトを起動しようとダブルクリックしても、ソフトの起動まで若干のラグがある。
ラグの有りなしでいえば、ビスタの32bitも7のそれもラグはなく、64bitだけラグがある。
64ならではのメモリーの多さも、atomなので4G搭載が精一杯なわけで、メリットとは言えない。
あえて64にこだわる理由は無かったが、現状問題がないようなのでこれで良し。

ただ、スリープから復帰するとネットワークアクセスを見失う現象に見舞われた。
当然whs launchpadもオフラインである。
これは32bitも64bitも同様で、ハードの問題のようだ。
頻度でいえば、3回に一度くらいだろうか。
ネットで同様の現象を調べると、割と多い現象なのか、すぐに対策に行き着いた。
デバイスマネージャーのネットワークアダプタにある「電源の管理」タブで、「電力の節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフできるようにする」のチェックを外せば良いらしい。
スリープから復帰後有線LANでネット接続できない
確かにこれでネットワークアクセス無しになることはなくなったが、一方でasrockの方はスリープ復帰でも問題は生じていない。

そこで設定項目「詳細設定」にある項目で怪しそうな項目をいじってみた。
energy efficient ethernet(EEE)である。
これがデフォルト設定で無効だったので、試しに有効にしてみた。
EEEの意味がわからないので調べてみるが、負荷の少ないときにチップへの電源オンオフを制御するものらしい。
簡単な説明しかないサイトばかりでいまいち理解した気にならない上、ハブにも対応のものがないと意味がないようにも解釈できるのだが、数十回のスリープ動作では今のところ正常動作している。
様子見&試行はしばらく続きそうな雰囲気。 😐

<2011.10.26追記>
どうやら上記の設定項目はスリープ復帰後のネットワーク認識とは関係なかったようで、今朝は見事に見失っている。
他に怪しい項目といえばwake on lan辺りと思うのだが、そもそもスリープ中はlanチップ自体が休眠中でシグナルLEDが全て消灯しているわけで、デフォルトで有効なのに対して無効に変更するのは逆方向に進んでいるように思えてならない。
それくらい疑心暗鬼なのだが、まぁ究極は電源をオフできないようにするという手段が残っているからこそやけっぱちになれるというものなのである。とほほ…。 🙁

<2011.10.28追記>
wake on lan 辺りで関係ないと思っていたのだがやはり関係ないようで、再度見失っている。
しかし、今回の見失い方は今までと違い、ネットワークの表示は正常なのにもかかわらず実際はつながっていない状態となっている点。
なおかつ、cpu使用率を注視するにどうやら1スレッド分が固まってしまっているらしく、使用率は25%をなったまま。
共通するのは、whs2011での自動バックアップ後ネットワークに変化が現れるようだということ。
現状、「電力の節約のために…」をチェックアウトして様子を見てみることにした。

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