whs2011 ファイル・フォルダの復元が遅い

前々から書いていることだが、WHS V1に比べてバックアップ時間、ディスクのリストア、ファイル・フォルダの復元に要する時間が異常に長い。
V1の時にはすこぶる快適だったのに、2011になってからは不満ばかり。

xpの再インストールと、それに伴いバックアップしておいたWDのHDDが冗長性不良が重なって、仕方なくWHSからフォルダを復元することにした。
仕方なくというのは前述の通り復元に異様なまでの時間を要するためである。
昨晩9時くらいから行っている復元が現在もなお進行中である。
そしてようやく残り時間が表示されるようになったのだが、それでもあと200数分という長大な時間を示しており、それを前にしてもう目の前がくらくら真っ暗である。
そもそも動作の怪しいWD(未RMAの残党)10EADSをバックアップに使ったのが失敗だったのだから、自業自得なのではある。
WDに端を発したパソコン厄年がこのHDDをRMAに出すことによって終幕することを願ってやまない。 👿

ともかくたかだが数G程度のファイル群に対して12時間強も要するのは異常である。
その理由は、リストアDVDを使ってリカバリした方が時間的にまだましだからだ。
200G程度のHDDディスクリストアで8時間くらいで済んだ(うろ覚え)経験がそう言っているからだ。
なぜ復元する容量がはるかに少ないにもかかわらずこんなに時間がかかるのか。
英語サイトでは似たような事例を見たのだが、日本語では見あたらない。
V1と比べてこんなに2011の使い勝手が悪ければ、他の人も同じ感想を持つに違いないのだが…。
となれば、動作の怪しいzotac 6100-itxを使っているのがいけないのかもしれない。
今度試しに交換してみよう。

V1の頃が輝いて見える…。 😐

< 追記>
早速マザーを乗せ替えその他の部品はそのままに再起動。
AHCIになったまま起動してしまったので、一度目の起動は強制再起動となった。
以前vistaでやったように、WHSでも同じようにAHCIのレジストリを変更しないとBSODとなるようだ。
IDEモードからAHCIモードへ変更
でまぁ、nvidiaチップセットからAMDへ変更になったのだが、ドライバをあてるなどの必要もなくすんなり移行した。
マザーボードの変更は特段問題が発生せずに終了。
ライセンス認証の手続きが三日以内に必要らしいが、まだ様子見なので実行していない。

それはともかく、一方でHDDにアラートが出た。
サーバに「1つ以上のサーバーハードドライブでエラーをチェックする必要があります」と表示されている。
ダッシュボードから指示されるままに「チェックと修復」を行う。
ところが不明なエラーが発生しましたとかで、「ハードドライブを修復できません」とつれない表示。 🙄

今はサーバーのバックアップから復元可能かどうかチェックしているところ。

<2011.10.27追記>
エラー表示のHDDはサムスンのHD154UIなのだが、PCを再起動させてみるとどうも起動に時間がかかる。
前回の初期不良154と同じ感じである。
案の定、HDDを見失い、フォーマットする必要がありますとおっしゃる。
バックアップがあるので復元できるとは思うのだが、エラーのまま保存されている可能性もあるらしいので当てにならないかも。
WHS2011のバックアップをいざ使おうとしたら壊れていた件
しかもバックアップ範囲外に指定しているファイルが無数にあって、これをサルベージしないと困るわけで…。
最近こんなことばっかり…。 🙁

早速取り外して別マシンで認識するかチェック。
eSATAのホットプラグで認識OK。
余計なことはせずにファイルをコピー。
ところが途中で動作が止まる。
キャンセルも固まってしまった。
動作途中で見失ってしまったのだろうか。
仕方ないので再起動。

今度はUSB接続で試す。
もちろんUSB3.0である。
今度は認識もコピーも問題なく終了し、一安心。
この状態のまま、チェックディスクをかけた。
4~5時間後には大量のエラー表示と回復完了。

再度WHSに接続するときちんと元通りになった。
マザーボード載せ替えと同時期であるということからHDDのエラーのみの疑いとも言えず、とはいえ初期不良154と同じような「見失い挙動」を見せるところから信頼することもできず。
初期不良交換後の154はきちんと動作しているし。
タイの洪水によるHDDの球数流通不足懸念による価格高騰と、内蔵3TBがまだまだ値を下げないことから、新たなHDDを入手するという選択肢は今は取りにくい。
HDDを新規調達してからWD10EADSをRMAしようと思っていたので、これもだまして使う必要が出てくる始末。
でもこのHDDは確実に回復不能ファイルを作成するHDDと化してしまっているので、博打よりも分が悪い。 😐
八方塞がりである…。

以下chkdskの結果冒頭のみ
CHKDSK はインデックスを検査しています (ステージ 2/5)…
ファイル 0x19 の、インデックス $O の VCN 0xffffffffffffffff は既に使われています。
ファイル 0x19 の、インデックス $O の VCN 0xffffffffffffffff は既に使われています。
ファイル 25 のインデックス $O のエラーを修復します。
ファイル 25 のインデックス $O のエラーを修復します。
ファイル 0x19 のインデックス ビットマップ $O が正しくありません。
ファイル 25 のインデックス $O のエラーを修復します。
現在の、長さ 0x60 のインデックス エントリのダウン ポインターが無効です。
以上

差し替えがこのあと大量に行われている。

写真を発掘したので、参考程度にcrystaldiskmarkでのHDDの結果を貼っておく。

seagate primary sata
上記がWHS2011 システムディスク ST2000DL003-9VT166 SATA接続

seagate primary esata
同じHDDであるが、接続はeSATA
若干転送速度に差が見られる。(時期が違うので使用量に差がある点に留意)

samsung hd154ui sata
上記はsamsung HD154UI SATA接続
各共有フォルダ用&バックアップ用 計2台。(内訳:今回疑いのある1台、初期不良で交換後の1台)

<2011.10.28追記>
英語サイトを巡ってみるが、似たような事例でも解決したものは見あたらなかった。
RESTORE HORRENDOUSLY SLOW
Before You Post: Media Stuttering, Playback Issues, Performance Irregularities
極めつけは日本語サイトで下記を発見。
[WHS_2011] ファイル復元時の転送速度について
仕様って!! 😈
解決不能ってこと?
サーバとクライアント間の単純なファイル転送は高速(avg. 80MB/s)なのに、同じようにリストアや復元では数百kB/sという遅い事例が多く見られる。
低速にもほどがある。
上記の投稿者のように、リストアに二日もかける根性ないし。
つか、使い物にならないぞ。

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