tmpgenc の編集画面でハング

TMPGEnc Video Mastering Works 5(以下TMPGE)の話。

推測であるが、編集画面でサムネイル表示を遅延無く速やかに行いたいのなら、ramあるいはSSDが必須では無かろうか。
メインで使っていたmurdoc cutterをram disk上のファイルに対して使うとすこぶる快適だったから。

しかしスピードは速くても比較的容量の少ない両者では少々現実的ではない。
ならばと、HDDでも早くなるようにと通常のTSファイルとTssplitterでHDのみを分離した物を適当に比較してみた。

20分強の生TSファイルで3.5GB。
同上HDのみのTSファイルで2.8GB。
比較は最速送りで、先にサムネイル表示が途切れる、あるいは拡大画面が完全なコマ落ちを示すのを目視で確認という手法。
すごくアバウト。
まぁそもそも編集作業が感覚仕事なので、それで十分ではあるのだが。

コマのサムネイルといえども描画には違いない。
そもそものファイルサイズが違えばHDDの性能上違いが現れるはず。
実際、3.5GBの方は10分あたりでサムネイルがフェードアウトした。
一方2.8GBの方は、ほぼ終わりの頃にフェードアウトした。
念のため再起動して改めてテストしてみたが同じ結果。
最速送り多用の場合、実用に耐えるのは推測通りHD化してファイルサイズの小さい方が良いことになった。

たぶん、ファイルサイズが極大化とか、ビットレートがより大きいほうが顕著にその違いが現れると思われる。
というより、最速送りが使いづらくなる。

さて、それはよしとして。
ところが、最近HDファイルを扱いだしてから、たまにマーカーを置いたとたんにハングするようになった。
生ファイル編集のときには無かった現象である。
必ず同じファイルの同じ場所で固まるというわけでなく、再現性がない。
コアアンロック中という要素はあるものの、それすら以前と環境は同じなわけで…。 😐
原因を求めるなら、やはりHD化かなぁ(自信なし)。 🙄
さんざん生ファイルを扱ってフリーズしなかったのに、HD化を扱いだしたとたん止まるとなればやはり疑うのはHD。

仕方ないので、ファイルを読み込む際、編集せずに全て読み込んでから、一個一個編集が終わったたびに「プロジェクトを上書き保存」をするようにして、対処とした。
自動保存があれば良いのだが…。
まぁショートカットがあるので苦にはならないが。
HD化というのも善し悪しである。

<2012.03.14追記>
先日初めて生TSファイル編集でハングした。
となれば、HD化に問題があるとはいえない。
そもそもコアをアンロックしているからかもしれないし、ソフトの問題かもしれない。
ともかく、現状では読み込み時に編集作業なしにすべてを一度読み込み、「ctrl+S」で保存しながら1ファイルずつ編集作業しているが、これだとまだハングしていないし、例えそうなっても被害は最小で済む。
これが定石だな。 😉

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