AC3filterの強み

前回の続き、かな…。
mp4をmedia player classic(以下mpc)で再生すると、リアルタイムエンコードによりAACがAC3(ドルビーデジタル)変換され、PCに光デジタルで接続中の外部オーディオ機器では確かにdolby digital と認識されている。
生のままの放送ファイルTSならTVtestにプラグインを入れれば、AACのデコードもできるので(元はテレビサラウンド用なので当然)5.1chもいけるのだが、いかんせんTSはファイルサイズが大きすぎる。
だからこそエンコードの必要がでてきたわけなのだが、単純に再生環境ができればそれで良かった割に、このAC3filterは設定項目が多彩でとても重宝している。

ソフト上で音量調節はもちろん、各チャンネルの出力レベルも変えられるのが一番ありがたい。
もともとはyoutubeで音楽再生をするためのセッティング(低音重視)をハード上でしている。
ソフトウェアでコントロールするという選択肢を忘れているという指摘がありそうだが、そもそもrealtekのパネルでレベル調整する項目が見あたらないからだ。(未だに見逃しているだけかも、という気は今もしているが…)
そんなわけで、いちいち再生するときだけ変更するのも面倒なので、AC3の5.1chの時だけバランスを変更できれば良いわけで、mpcで再生を始めるとすぐにAC3filterが立ち上がりレベル調整後の5.1ch出力なのでちょうどそのメリットを享受できる。

5.1だと声はたいていセンタースピーカーから聞こえる。
だから、これのレベルを若干上げておけば声を聞き取りやすいわけ。

ついでの話で、mpc。
smplayerのマウスホイールでのシークになれてしまうと、wmpが使いづらい。
同じようにデフォルトのままの設定ではmpcも同じように使いづらい。
ただ、設定で同じような動きにできる。
通常設定だと矢印キーのrightとleftがシーク(中)になっていて、これより小さいシークをホイールの上下それぞれにあててやる。
ショートカットキー、だったかな?(キーバインドで正解か?うろ覚え…)

だが、TSファイルを再生するのはやはりsmplayerの方が便利な気がする。
シークを連続で多用するとmpcだと止まることがままある。
これも設定で解消できるのかもしれないが、使い出したばかりでよくわからない。 😳
逆に、smplayerでバッファをそれなりに設定してあるのが奏功しているのかもしれないが。
ともかく、メインPCでは全ての動画ファイルはsmplayerに任せ、5.1chはmpc + AC3filterで再生するように使い分けることにした。
他のPC、限定的だがwindows7ならmp4をデフォルトで再生可能なため汎用性があり、再生に問題は無し。
唯一、現状windows7 64bitではAC3filterが優先されないのか、S/FDIF出力とならないのが問題。 😐
また、windows7 32bitだとどうなのだろうか。
いつか試してみたい。

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