vista スリップストリームインストール作成

なぜに今更vistaなのかという気もするが、いつの間にやら使わないのが普通になってしまっていた。
windows7が取り立てて好きだというわけでもなく、xpで実用十分なわけだし、そもそももしハードとソフトがマルチスレッドに遅々として対応していなければ未だにwindows2000を使っていたかも知れず…。
それほどにw2kというのは良いOSだった。
一転、現在のハード構成だとvistaで重くて仕方ないということもなくなった。
そんなわけで、たいした仕事をしないリビングPCなんかにはもってこいOSとなったわけである。
サポートが延長されたのが、見直すきっかけになった最大の理由だが。 😎

さぁ、所有のエディションのカウントをしてみよう。
business x 1
ultimate x 1
homebasic x 2
使わないので眠っているのがほとんど。

使えるのは良しとしてもvistaのいけないところは統合インストールのためのDVD制作が一筋縄ではいかないところ。
サポートはsp2なのだから、無印OS(goldというらしい)ならアップデートは避けて通れない。
そもそも、これをwindows update経由で当てるとかなり時間を食う。
まず最初の百数個のパッチだけでも二時間半。
それからさらにsp1にsp2にIEにインストール済みソフトのパッチ…、涙が出そうである。 🙁
だからできれば統合したいのだ。

Windows Vista Ultimate ServicePack2 – integrate install disk
上記順序立てて詳しく、要参照。
二重に書いても仕方ないので、内容はあちらに書いて有るとおり(完了)。

で、やってみてわかったこと。

*1
まず、私だけ当てはまることだろうが、ultimateを一つしか持ってないのに統合ディスクを作ってしまって時間の無駄だったこと。
プロダクトIDが複数ある場合や、ハード変更、クリーンインストールを年に一回するような人向け(私だけか…)には便利だろう。

*2
HDDでvirtual pc 2007のディスクを作って手順を進めると、トータルで4時間ちょっとかかった。
片手間としてできるので困るわけではないが、時間がもったいない。
上記*1のメリットデメリットをよく考えて、時間対効果を計るべき。
ちなみに、ramディスク上でディスクを作って、vista goldもISOにして読ませれば、2時間半くらいで終わった。
これは目安であり、使用するPCによって異なるだろうが、時間短縮につながるのは間違いない。
私は13.2Gのメモリを使ってramドライブとしているが、推測になるが、12Gくらいは容量が必要なのではないだろうか。(あくまで推測、確証なし)

*3
統合後のディスクがエディション別に固定となっている。
これは最初ultimateで統合ディスクを作った後にわかった。
homebasicやbusinessのプロダクトキーだとインストール初期のキー入力で「だめよ」と蹴られる。
アップグレードでのインストールも試したがやはりだめ。
そんなわけで、homebasicにはhomebasic用に改めて作るしかなかった。
これは不便。
上記*1*2をよく考慮しなければ、メリットがない。

*4
そんなわけでultimateとhomebasicの二種類のディスクを作る羽目になったわけだが、それぞれ作業途中にあるように「プロダクトキーを入力する」というところは行わず空欄とし、あとでキーを入力する形をとった。
参照と同じ結果が得られたので、良しとする。

*5
これはコマンドオプションをよく確認しなかったのが悪かったのだが、
>imagex /compress maximum /flags “Ultimate” /capture c: d:\install.wim “Windows Vista Ultimate”
homebasicの場合は上記の”ultimate”のところを”homebasic”にしなければいけないところを、”home basic”とスペースを入れたためにどのエディションにも属さない無駄ディスクを作る羽目になった。
オプション指定がおかしかったらはじいてくれよ、と言いたい… 🙄

*6
>インストールイメージをVPCからテクニシャンコンピュータへコピーします。
上記のところはドラッグ&ドロップで簡単にしたかったので、「バーチャルマシン追加機能」を適用した。
windows上でインストールして再起動。
このバーチャルディスクからローカルへ移動、という形をとった。

総括
例え上記のように統合ディスクからインストールしたところで、時間のかかるsp1&sp2をスキップした程度であり、IEやアップデートパッチはやはり百数個あるのでwindows updateは時間がかかる。
メリットを享受できる人だけ満足感を得られ、そうでないひとにはspがまだ1のwindows7あるいは統合が容易なxp sp3または当然goldなwindows8(執筆時発売日未定)を待つという選択肢がある。

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