asrockとスリープ

以前cpu切替器との相性でスリープ(スタンバイ)復帰失敗がどうのこうのという記事を書いたような気がする。
いったんは収まったように思ったのだが、xpをvistaに変えてから、ここ1ヶ月くらいでスリープ復帰失敗をほぼ毎回繰り返すという現象に直面。
原因がいまいちわからず。
cpu切替器によるUSB周りが怪しいと考えて、USB+USB出力の切替器から、USB+PS2出力の切替器に変えたのに、だ。

現状。
接続PCはともにasrock。
片方の970 extreme4 (windows7 64)ではスリップ復帰失敗は一度も無い。
これはキーボード&マウスをともにPS2接続としている。
一方の870 extreme3 R2.0(vista 32)はUSB接続。
初代の切替器はPS2+PS2という形態で、現在とマザー(メーカー)も違うのだが、スリープ(スタンバイ)復帰で不具合は無かった。

どう考えてもUSBが怪しい。 😐
そういえば、asrock以外のマザー(gigabyteとかbiostarとかzotacなど)ではスリープ中に電源ボタンを押下すればすぐに復帰起動が始まるのに、asrockだとちょっと間がある。
3秒弱くらいか。
その間、nvidiaのグラフィックカード(geforce GT9600)のファンが最大回転となる。
windows起動時のグラフィックドライバーを読み込む前の状態と同一。
これはもしかしたら、何かBIOS(UEFI)が入出力をチェックしているからかもしれない。
それならばと、BIOSでlegacy usb2.0 device(だったか?)をdisableにしてみた。

以来数日経つが、今のところ復帰失敗でフリーズする現象は再現してない。
これが原因だったのかも知れない。
これをUEFI onlyにした場合は復帰失敗を確認。
どうやらdisableが良いようだ。
そもそも説明書き表記にdisableをrecommendだと書いてあった気がする。

ひとまずは様子見である。
他社のマザーで検証する、またはUSB+USBの切替器に変えてみるというのが原因究明には一番確実とは思うが、できることならこのまま穏便に願いたいという願望を込めての様子見。
それにしても似たような症状の人はいないのだろうか?
切替器&スリープというのはいよいよ特殊なのだろうか?
不思議である。 🙄

なお、BIOS設定変更の際はPS2のキーボードを都度差して対応することにした。

<当日追記>
ここ一ヶ月の中では快調にスリープ復帰していて、だから「まとめ」のごとく記事にしたばかりなのに、久しぶりに失敗した。
確率的にはたぶん1/50くらいかと思われる。
こうなると”絶対”こうすれば良いという方法論はないと言える。
asrockだとなぜにスリープ復帰時にアイドリング的な動作をするのか、理由をしりたいところだ。

<2012.06.15追記>
BIOSで Check Ready bit をdisable にするとスリープ復帰の時間がわずか(たぶん1秒くらい?)短縮になる。
というよりも、他社マザーと同じ復帰時間になるという方がいいのか。
しかし、これがenableの状態で使い続けてきたわけだが、切替器とは直接の関係はないだろうな。
一方のlegacy usb device を無効にしておくという方が切替器に関係があるのは間違いないだろう。
何せ、enableの状態で切替器を操作しようものなら十中八九復帰失敗(画面表示なし、あらゆるファン最大回転速度)してフリーズ。
現在無効状態なのだが、cpu切替器を操作してもこれが原因で止まることはない。
一つは問題解消となったわけだ。
これはつまり、一般的にusbタイプの切替器ならlegacy usb device は無効にしておくのが無難なのかもしれない。(未検証)

<2012.06.23追記>
スリープ復帰時のcpu切替器に起因するとおぼしきフリーズは無くなった。
それは容易にBIOSを操作できなくなったという代償もあり、少々不便。
不満はあるが仕方ない。

一方で他にスリープ復帰の障害になるものが2点。
一つはUSB接続のHDD。(ちなみにUSB3.0)
バスパワー駆動ではなく、アダプターで電力供給を伴うもの。
失敗するときは必ずHDDの電源オフ & USBにケーブルを挿したままの時。
今のところ確率半々といったところ。

もう一つはUSBハブを介して周辺機器(今回はスキャナ)をつなげているとき。
スリープ中に抜き差ししたら復帰に失敗。
こちらも確率半々。

どうもUSBが鬼門である。
今のところ、USB周辺機器を起動中のみにオンオフするように心がけるという方法しかない。

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