センチュリー CF-A6719 BK150を改造

お尻酢の改造で少々火がついてしまった筐体内の温度管理。
所有の筐体で最も小さいセンチュリー CF-A6719 BK150をいじってみた。

室温24.9

電源オフ時の筐体内28℃(小数点以下不明)

PCスペック
*****
6100-itx
Athlon X2 2300BE(TDP 45w)
純正ケースファン作動
*****

デフォルト:1
prime95を15分間作動直後
43.6℃

デフォルト:2
5分アイドル後
38.1℃

ケースファンを4cm→8cmに付け替え(ケースファン取り付け部に6cmの丸穴加工)
さらにケースファンをデフォルト5Vから12V動作へ変更。
ファン換装:1
41.8℃

ファン換装:2
36.1℃

ケースファンがうるさくなったが、排気はよくなった。
次はお尻酢と同じく電源の排気ファンの格子部分を切除&ACケーブルコネクタを廃して直接配線。
さらに換装したケースファンの回転数を若干下げ、電源ファンを5V(定電圧かどうかは計測してないので不明)から12Vへ変更。
ケースファン&電源ファンともに回転数を若干さげる加工。
電源改造:1
40.9℃

電源改造:2
30.5℃

風量が増えてケースの換気効率は相当に上がった。
ケースファン&電源ファンの音量も適正なレベル。
かつては、一度ファイル転送や負荷があがると電源オフ(スリープ)になるまでは延々とcpuファンが高回転で回り続けていたのが、現在はアイドルになればすぐに静かになる。
どうやらお尻酢にせよこれにせよ、電源の排気ファンは専有できる面積、コストなど、制約のために廃熱に関して弱点がある。

ちなみに、実験前はAthlon X2 5000+ BE(65w)をつけて使用していたが、利用目的からして無駄なのでテストに際してBE2300に変更してある。
たぶんCPUファンさえ静音のものにしてやれば、このケースで不満になることは無いと思われる。
もちろん、フルパワー動作させることのないようなリビングPCを想定してのこと。
エンコードマシンだとファンの騒音はもちろんのこと、低発熱CPUでないとエンコードが数時間続くのを思うと少々心配である。

結論:小型筐体の場合、排気&吸気ファンとして電源ファンの効率を考慮してはならず、別途吸気排気ファンを設けバランスを取るべき。

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