intelで3画面

さーて、今回の更新で最もがっかりしたのがこれ、intel CPUへの換装である。

3画面をgeforceで構築するためにpcie x16 が複数スロットあるasrock 870 extreme3 R2.0にわざわざ変更し、そのためにATXケースをわざわざ新調したのが数年前。
知人の性能で勝るintelPCのアイドル消費電力が、性能で劣る私のPCのそれよりも低いという衝撃に見舞われ、随分前からintelを検討してきた。
だが、相当に迷ったのも事実。

何せ電力を食うフルロードの時間なんて全作業中でもちょっとくらいだし、AMDからintelへ変更するためのマザーなどの更新費用を計算して電力低減分と勘案しても割に合わないし、何よりもGT640があれば多画面が構築できるというのが一番の理由だったからだ。
ただ、いなくなってしまう予定のGT640の代わりに同じカードを購入するのもおもしろくないし、今後増えるだろうdisplayportのために多くそれを装備するGT600カードを導入した方が良いだろうとも考えていた。
そして買うなら補助電源なしのGTX650が良い。 😎
それが葛藤の原因。

「ならば、カードを買うつもりで3画面出力ができるintelマザーを導入しよう」と理由をつけて購入に走った。
ゲームをするわけでなし、とにかく消費電力が低くてそれなりに効率の良いもの、ということでHD4000を搭載しているi3-3225をチョイス。
マザーはdisplayport出力があるもの。
これで3画面達成だ、と喜び勇んだものの勇み足。
何しても2画面にしかならない。
HDMIとdisplayport、それとDVI。
D-subを絡めないとならないのかと入れ替えを試すがやはり2画面。
どの組み合わせでも2画面しか出ない。 😡

シンプルに多画面を求める層が厚くないせいか、検索しても情報が少ない。
その中でこちらが参考になった。
Intel新マザーボード「7シリーズ」を検証
<以下転載>
・CPU内蔵のビデオ出力は2画面まで
 ただし、第3世代CPUを搭載した場合でも、
 3画面表示にはDisplayPortが2つ必要との事。
 DisplayPortが2つあるマザーボードは現在皆無ですので、
 さほど気にせずとも良いでしょう。
<以上>

なにぃぃぃ!! 😯
涙でそう…。
displayport二つ装備のマザーなんて知らない…。
よく調べておけば良かった。
これなら3画面出力対応になったFM2にしておけば良かったかも知れない、などと少し思った。
でもまぁ、マザーの出力でdisplayportが有るのなら例えdisplayportを一つだけ搭載のgeforceを導入したところで、iGPUとあわせれば2枚のdisplayportが行けるぢゃぁないかとイうこto…。

…。
……。
最後にWEI。
i3搭載のHD4000のもの

結局望みのgeforceが出るまでのつなぎとして搭載したradeon HD5450の場合のWEI。

とほほ…。
最後に消費電力。
HD4000 → 40W
HD5450 → 51W(HD4000オフ)
prime95 → 76W
動画再生 → 53W
なかなかに低消費電力。
HDDが2台、光学ドライブが2台、あとメモリーがたくさん載っているのでこれらを減らしてしまえばたぶんアイドル30W切りは可能。
電源は80plus Goldであるayakaze 300。
もしi3でトランスコードできるならWHS2011の非力なatomいらなくね。

<2012.11.19追記

ギガバイトの製品に3画面出力できる構成が載っていた。
GA-Z77MX-D3H TH
上記の他にも2機種末尾にTHがついたものがあるので、3種類あるのだろう。
これを事前に見ておけば良かった。 😐
thunderboltの場合はmini displayport形状らしい。
iGPUで簡素にマルチディスプレーが完結できるとはいえ、ケーブルが他に比べて高額なことと、そもそもthunderboltを二つ備える1155マザーが多くなく比較的高価なため、ちょっと躊躇してしまう。
そもそもiGPUがアイドル状態で40W、iGPUを使わずにRadeonHD5450あるいはGTX660のアイドルが50W強であるので、その差は大きくない。
もっとthnderbolt搭載マザーが安くなったらintelでマルチモニターを組めそうだが、今はグラフィックカードを利用した方がバランスが良く、素直かもしれない。

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