wd20eads と whs の相性か?

不良セクタが大量に検出され、whs自体のI/Oスピードが落ちてしまう事態に困り果てた。
前回疑ったadvanced formatはこのeadsとは関係がないし、そもそも見もしないでearsが載っているものだと思い込んでいたため余計な考察をしていただけで、当然原因とはならない。
しかも、保証期間がわずか2週間前に切れており、もはや回復する手段は試したことがないRMAのみかと落胆。

試しに2度wd20eadsにwhsを新規インストールをしてみた。
一度目はSATAケーブルを付け替え試す。
二度目はマザーをatomに変更して試す。
が、やはり不良セクタの山は不動だった。
1932531142KB(容量)
879762156KB(不良セクタ)
この数字は最後にインストールした時のchkdskの結果。
全てがこの数字だったかは記録していないので定かではないが、先頭の87…の部分は同じだったと思う。

仕方ないので、ともかく原因を調べるしかない。
WDのソフトウェアダウンロードサイト
上記のサイトでData Lifeguard Diagnostic for Windowsをダウンロードして、whs上で走らせた。
quickはpassした。
advanceextendedは検査時間約7時間の後、pass。

意味わからん。

実はこのWDの検査の前にHGST(日立)のDrive Fitness Test、CDブート版(CDimage/ISO)も試していた。
hitachiのソフトウェアダウンロードサイト
これまた同じく検査の時間は長かったが、やはりadvancedが通った。

保証があれば購入店で検査してもらえたかもしれないが、保証期間外の今では第三者のチェックが望めない。

チェックディスクそのものが不良セクタを量産してしまい、実は疑ってかかった転送速度低下の原因はHDDではなく他にあったのかも、などと考えてしまう。
ドライブの相性なんてあるのだろうか?
OSとHDD?
コントローラとHDD?
サウスの熱暴走も考えたが、触ってみてもぬるい程度だった。
試しにwd20eadsにXPをインストールしてみたが、チェックディスクは問題なし。
でも、今思えばXPのシステム(2GB)程度ではデータ量が少なすぎかもしれなかったな。
<追記:よくよく考えれば/Rオプションはつけてなかったかも…。覚えていない…。あるいは検出されていたかも。よって参考にならない。>

理由のわからない今、所有中で最大容量のHDDはWHSのシステムディスク、データディスクとしては使えそうにない。

< 追記:20101225>
上記の経過後の続き。
テストをパスしてしまうので判断に困った末、write zeros to driveで0書き込みをやってみた後で再度インストールしてみた。
書き込みに7時間もかかった上にインストール時間もかかったが、結局不良セクタの数字は変わらなかったと徒労。

ちなみに、速度低下の前後でシステムはwd10eadsにしており、wd20eadsはデータディスクとして追加してあったもの。
チェックディスクで不良セクタ確認後のテストのためのインストールはシステムディスクとして試用。

結論は出そうにないが、相性ではなく単純な故障なのではないだろうか。
故障の疑いのあるHDDの現状を考えれば少なくともWHSはもとより、他のOSでも使用しない方が得策なことは疑いようがない。

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