whsのマザーを検証

HDDの不具合により大量のデータをサルベージするのに四苦八苦した。
そもそも古いマザーを使用しているのが元凶なのか?と疑い始めた。

そこで、現在のpentium4 1.6GHz以外で適したマザー(CPU)があるのかちょっとだけ検証してみた。

候補は最新のatomとmini-ITXなAMD。
1.cpu : pentium4 1.6GHz M/B:GA-8VM800M
2.cpu : atom D525 M/B:D525MW
3.cpu : BE-2300 M/B:6100-itx

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まずは電力測定。
WHSインストール済みのHDDをそれぞれのマザーに取り付ける。
ストレージはHDDの二台のみ。
負荷は起動時のピークを読む。
測定はいつものごとくクランプメーター(正確な消費電力はわからないが、傾向や比較はできる)。

1.負荷0.5A アイドル0.3A
2.負荷0.3A アイドル0.3A
3.負荷0.5A アイドル0.3A

電力消費量はあまり大差ないがatomは負荷がかかっても大きな変化がない点ですばらしい。
ファイルコピー中などは負荷がかかるので、大量のファイルコピーがある状況では電力消費の累計が大きくなるだろう。
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次はネットワーク転送速度。
サーバとしては重要な部分。
タスクマネージャのネットワーク使用率を目視確認。
XP→WHS。(共有フォルダへ2Gのファイルコピーを5回以上断続的に試す。)
全てGbE。(1.pentium4 にはPCI接続のもの。2と3はオンボード)

1.30%強で安定。
  まれに20%台でふらつく。
2.20%台。
  転送開始時には50%まで伸びるがその後遅くなる。ごくまれにコンマ以下に落ちる。
3.20%後半を基本。
  転送開始時には50%まで伸びるがその後遅くなる。

最初はジャンボフレームの設定をしていたのだが、各々でコンマ以下のネットワーク使用率になってしまうことが増えてきたため、基本的に使用しないことにした。
1.はほぼ一定で一番安定しており、2.は20%後半で安定することがあれば、前半で安定することもあった。
3.はたまに30%台に乗せることがあったので、1.と同じように安定していると言える。
2.でコンマ以下に落ちることがあったのは、もしかしたら何かWHSが動作していたのかも。
2と3で転送開始時や途中で50%台に伸びることがあったが、長続きしない。

逆にいえば、まだネットワーク使用率の向上が見込めると言うことだ。
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そこでFire File Copy v4.9.1を試してみた。
Fire File Copy

1.30 40%前半。
3.90%前半。

1.は変化が見られない多少使用率が上昇しているのに対して、圧倒的に3.がすばらしい。
2.はパソコン使用のために検証から抜け出さざるを得なかったためデータがないが、推測では3.と同じような良い結果が見込めるのではないかと期待している。
結果に対しスペックを考慮すると、もしかしたらCPUパワー(コア数等)が関係しているのかもしれない。(送信元XPは3コアのphenom720BE)
その辺はFFCの解説にあるだろう…、きっと。 😐
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どう考えても2か3の選択が正統派だと思うのだが、バックアップは基本夜中であるから転送時間は無視できるし、長いのは初回バックアップ時くらいだし、FFCでの転送は使用場面が限られるため、やはりこのままpentium4を使い続けることにする。
次期WHSvailは今の状況では64bitCPUでないと動作しないかもしれないので、まぁOSを更新するのがいつになるかわからんが、それまではpen4にがんばってもらうことにしよう。
そういえば何でこんな検証したんだっけか?
まぁいいや。 😉

共通して残念なことは、スクリーンショットや写真を一枚も残していないこと。
手書きデータだけだと、今こうやって思い出しながら書く際には詳細まで思い出せないし、客観視しづらい。
次やるならちゃんと写真くらいは残しておこう。

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