テーブルタップの接触不良

まだ2年だったか、とりわけ用品の一つでしかないテーブルタップをいつ買ったかなんて覚えているわけもなく、推測である。
ただ、4年も5年も使ったような代物ではない。

6口のタップ。
これが最近スイッチの接触が悪く、パイロットランプもついているのだが点灯しないし当然通電もしない。
スイッチと通電表示はまめに切断する機器にはとても便利である。
逆にないと、コンセントを抜き差ししなければならず、なんとも後退感が激しくて悔しい。
どうしたことだろうかと、分解してみた。


まず、裏蓋を外したがスイッチ部分は分解できず、表からマイナスドライバをこじって開けた。
スイッチの端子部分が黒く焦げている。
これはまぁ、リレーとかスイッチとか案外よくある光景な訳だが、その周りに誇りなどのごみが割と多く入っている。
たぶん単純に接触不良なのはこのゴミが挟まってしまうためにおこるのだろう。
とにかく清掃。
何事もことの前後の清掃、もちろん最中の掃除も大切である。 😉

ついでにスイッチの表示部分も分解してみた。
というのも表示がチカチカというか、チラチラと点滅するのが気になっていたからだ。

ちらつくので当然LEDではないとは思っていたが、こんなフィラメントのランプは初めて見た。
発色といい、発光部の定期的な遷移といい、昔フィラメントが踊って光るシャンデリア球があったがそれにそっくりだ。

これはとりたてて害もなさそうなので放っておくことにした。

清掃後に組み立て、さっそく試してみると一発で通電するようになった。
ほこりの多い場所で上向きに床に転がしていたため、たまったゴミがスイッチのオンオフの毎に入り込んでしまっていたのだろう。
スイッチ付きタップはほこりっぽいところでは上向き以外で使わなければ早めの接触不良を起こしそうだ。
現在はタップを立てて固定して使っている。
ちなみにコンセントの裏蓋にもゴミが散見された。
蓋付きではないコンセントだとするするとゴミが入るが、蓋付きでもコンセントを差す前にゴミを吹き飛ばしておかないと同じだろう。

最後に、出火の可能性もあるので不良を認めたら分解清掃などせずに新調することを勧める。

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