善し悪しは時と場合によりけり

TMPGEncのエンコード設定の話。
完全に内輪だけのメモ代わり。

ファイルサイズとビットレート(品質)のバランスの取り方はまさに表題通り。
これまではHDDに余裕があったが、1TBを一台外すだけで容量が随分と心細くなった。
そこでエンコするならわずかばかりの品質は犠牲にして最大限のサイズ抑制を行いたい。

そこでビットレートが比較的高い映画(特に3Dエフェクトにより色深度が激しく画面遷移の多いもの)で検証。
ビットレートを常時フルに使うような映像である。

*1.
1280×720 1900kbps(2.92MB)
1440×1080 1900kbps(2.96MB)
両者のファイルサイズは誤差程度(もちろん画角の小さい上記の方が小さい)の違いしかない。
だからといって1440のサイズにするとビットレート不足が顕著に見える(ブロックが目立つ)。
フルウインドウサイズにのばして再生してもなお、小さい画角の方が粗が目立ちづらい。
エンコ元ファイルの色数に対してはるかに少ないビットレートで格納し直すのだから当然と言えば当然。
再生時にソフトでピクセルを補完する方が見やすいということだ。

*2.
1280×720 3500kbps(5.06MB)
1440×1080 3500kbps(5.24MB)
1440×1080 6500kbps(9.20MB)
ビットレート6500を除いた二つに明確な差異は見られなかった。
若干1280の方がシャープに見えるのだが静止して比較すればの話であり、絶対的な差ではない。
この中では当然ながら6500が最もきれいなのだが、自動的にフルサイズで表示されることも加味して、現時点でこのファイルに対するエンコでバランスに優れているのは1440×1080 3500kbpsといえる。

結局わかったようなわからないような話なのだが、元々のファイルが持つビットレートによってTPOに応じた設定を用いるのが一番の手法。
もちろんそんな煩わしいことはなかなかできないのが一番の問題でもあるのだが…。 😈
以上内輪の話。

コメントを残す